フル電動化時代を迎える世界ラリークロス、開幕に向けてローンチイベント開催 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

フル電動化時代を迎える世界ラリークロス、開幕に向けてローンチイベント開催

©Rallycross Promoter

2022年からフル電動化のマシンで戦われる世界ラリークロス選手権は、ノルウェーのヘルで予定されているシーズン開幕戦に先駆けて8月11日、ローンチイベントを開催。サーキットが置かれるストヨルダルの市街地で発表とパレードを行う。

ラリークロスファンにとってはおなじみの地、ストヨルダルだが、今年はイベント前から盛り上がるを見せることになりそうだ。フル電動となった世界ラリークロスの最高峰カテゴリーマシンとドライバーたちが、サーキットの“外”に登場するのだ。このマシンとドライバーたちは、翌週の8月13〜14日に、シーズン全11戦の初戦に臨む。

11日は、現地時間の19時に世界ラリークロスマシンが登場。今シーズンから使用されるこのマシンは、ツインの電動モーターによる500kW(680馬力相当)、最大瞬間トルクは880Nmを発生。時速100kmへの到達時間はF1マシンよりも速くなる。このローンチでは、RX2e選手権も紹介されるほか、スキー界のトップ選手、アクセル・ランド・スビンダルも登場。スビンダルは、ヘルのサポートカテゴリーでラリークロスデビューを果たすことが発表されている。

この発表会は、RX+、世界RXのFacebook、YouTubeチャンネルで配信が行われる。イベントでは、サイン会やストヨルダル市街地のパレードも行った後、マシンはサーキットに戻り、シーズン開幕戦の最終準備に入る。

世界RXのプロモーターを務めるラリークロス・プロモーターのエグゼクティブディレクター、アルネ・ディルクスは「来週、ストヨルダルで世界RXの新しい電動化時代を公開できることに、とてつもないほどの興奮を覚えている」とコメント。
「ここにたどり着くまでに、信じられないほどの努力を費やしてきており、ヘルでの開幕戦には期待が高まっている。自動車産業における持続可能性と環境意識に関して、ノルウェーがヨーロッパをリードしていることに疑問の余地はなく、我々の電動化への旅を始めるのに、これ以上の場所はない。できる限り多くのみなさんに、このシリーズをご覧いただきたい!」



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