WRCサファリ:オープニングのスーパーSSはトヨタのセバスチャン・オジエが制する。勝田は6番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCサファリ:オープニングのスーパーSSはトヨタのセバスチャン・オジエが制する。勝田は6番手

©TOYOTA

2022年WRC第6戦サファリは6月23日(木)にラリーのオープニングとなるSS1が行われ、トヨタのセバスチャン・オジエがベストタイムをマークして首位に立った。2番手にはヒョンデのティエリー・ヌービル、3番手には同じくヒョンデのオィット・タナックがつけている。勝田貴元は1.9秒差の6番手から、ポジションアップを目指す。

昨年同様に、ラリーのオープニングはナイロビ近郊の特設ステージが舞台となった。天候は曇り、路面はドライ。2台同時走行のスーパーSSは多くの観客で賑わい、ラリーカーは赤茶けたダストを蹴立ててタイムを競った。上位陣の対決カードと結果は以下のとおり。上段が右コース、下段が左コースでのスタート。

<スーパーSS 対戦成績>
○アドリアン・フルモー(フォード) 3:25.9
●ジョルダン・セルデリディス(フォード) 3:35.9

○ガス・グリーンスミス(フォード) 3:23.5
●オリバー・ソルベルグ(ヒョンデ) 3:24.6

○エルフィン・エバンス(トヨタ) 3:20.0
●クレイグ・ブリーン(フォード) 3:23.2

●セバスチャン・ローブ(フォード) 3.20.6
○セバスチャン・オジエ(トヨタ) 3:18.8

○オィット・タナック(ヒョンデ) 3:19.9
●勝田貴元(トヨタ) 3:20.7

○ティエリー・ヌービル(ヒョンデ) 3:19.4
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ) 3:30.4

この結果、トップ3の後には4番手にエバンス、5番手にローブ、6番手に勝田が続いた。トヨタのロバンペラは最初の左コーナーで右リヤタイヤをパンクしてしまいペースを上げることができずに11.6秒のビハインドを負うこととなった。

競技2日目はSS2〜SS7の6SS、SS走行距離は124.20km。サービスからナイバシャ湖を反時計回りに、北部に設けられたSS2/5、南部のSS3/6、SS4/7という6SSを走行する構成となっている。オープニングのSS2は日本時間6月24日の14時スタート。

WRCサファリ SS1後暫定結果
1. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 3:18.8
2. T.ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1) +0.6
3. O.タナック(ヒョンデi20 Nラリー1) +1.1
4. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.2
5. S.ローブ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +1.8
6. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.9
7. C.ブリーン(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +4.4
8. G.グリーンスミス(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +4.7
9. O.ソルベルグ(ヒョンデi20 Nラリー1) +5.8
10. A.フルモー(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +7.1
11. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +11.6



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