WRCサルディニア:ダニ・ソルド「ポルトガルでは、タカも本当に健闘した」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCサルディニア:ダニ・ソルド「ポルトガルでは、タカも本当に健闘した」

©Keiko Ito

現地時間6月2日(木)からスタートするWRCサルディニア。水曜日のサービスパークで、ダニ・ソルドに前戦3位フィニッシュした後の様子をあらためて聞いた。

──ポルトガルでの表彰台おめでとうございます。最後の最後で勝田選手を抜いての3位だったわけですが、フィニッシュ後、勝田選手のところに駆け寄って何か言っていましたが、どのような状況だったのでしょうか?
「どのような言葉を掛けるのが適切かは良く分からなかったけれど、すごく良いバトルだったし、最高のファイトの結果だった。だから勝ち負けの問題ではなかったと思う。僕らはふたりとも良いラリーを戦った。最終的に僕がプッシュして抜くことができたけど、タカも本当に健闘したと思う。彼は本当にナイスガイだし、様々な経験をしている。あとは最後までプッシュすることを覚えたらいいと思うし、ポルトガルでそれを学んだと思う」

──最後の最後で負けてしまう、という同じような経験はキャリアにおいてありましたか?
「残念ながら、僕は何度も負けている(笑)。セバスチャンやほかのドライバーと戦ってきたが、別のレベルでのバトルだったので、とても難しかった」

──すると勝田選手がどのように感じているかは良く分かったのですね?
「もちろんだ。彼の感情をとても良く理解することができたから、彼のところに行った。最後のステージでポディウムを失ってしまうということは本当につらいことだ。最初から負けていたらそれほどでもないかもしれないが、彼は3位をずっとキープできるだけの速さを持っていた。だから誇りに思うべきだと思う。それが難しいのは分かるけれどね」
(Keiko Ito)



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