ダカール2022:トヨタ車体、ランドクルーザー200ラストランで部門9連覇を目指す – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ダカール2022:トヨタ車体、ランドクルーザー200ラストランで部門9連覇を目指す

©TOYOTA AUTO BODY

トヨタ車体は、2022年のダカールラリーにチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)として市販車部門ディーゼルクラスに参戦。市販車部門9連覇へ挑戦する。

生誕70周年を迎えたランドクルーザーは、信頼性、走破性、そして堅牢性をダカールラリーの圧倒的なパフォーマンスで示してきており、今後もさらにいいランドクルーザーづくりのヒントを見つける場がダカールラリーであり、TLCが市販車部門での挑戦を続ける意義だとしている。

2021年8月に誕生したランドクルーザー300シリーズはダカールラリー2023でのデビューを予定しており、2009年大会より14年間ラリーの最前線で戦い続け、人とクルマを鍛え続けたランドクルーザー200は今回の2022年大会がラストランとなる。その2022年大会仕様のラリーカーはランドクルーザー200シリーズをベースに、2020年大会より採用しているオートマチックトランスミッション仕様を継続。2021年から新たにパートナーシップを組んだトーヨータイヤ製の新開発タイヤをダカールラリーに初投入するなど、ラストランに相応しい14年間の集大成ともいえる高いパフォーマンスで市販車部門9連覇に挑むとしている。

2022年大会の参戦体制は次のとおり。
チーム代表:本多篤(トヨタ車体コーポレート本部 領域長)
チーム監督:角谷裕司(トヨタ車体広報室)
1号車(No.242)クルー:三浦昂(トヨタ車体広報室)/ローラン・リシトロイシター組
2号車(No.245)クルー:ロナルド・バソ/ジャン・ミッシェル・ポラト組

メカニック陣には、長年チームのメカニックを率いてきたフィリップ・シャロワをチーフに、福岡トヨタ自動車(株)から今年で3年目となる中武佑太と、2022年大会がデビューとなる穴見直樹メカニックが加わる。このほか、フランス人および日本人スタッフを加えた総勢19名の体制となる。



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