WRCスペイン:JWRCは優勝したサミ・パヤリが史上最年少でタイトル獲得 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスペイン:JWRCは優勝したサミ・パヤリが史上最年少でタイトル獲得

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WRCラリースペイン(ターマック)で今季最終戦を迎えたジュニアWRCは、フィンランドのサミ・パヤリが優勝を飾り今季のタイトル獲得を決めた。今年で20周年を迎えるJWRC、19歳325日でタイトルを獲得したパヤリは、同シリーズの史上最年少、フィンランド人としては初のチャンピオンとなった。

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全5戦で争われた今季のJWRC、最終戦のスペインを前に現実的にタイトルの可能性を残していたのは、パヤリ、ジョン・アームストロング、マルティン・セスクの3人だった。金曜日はアームストロングが先行し、これまでのスペインでの経験を活かしてパヤリに対し15.9秒のアドバンテージを築いた。

しかし、翌土曜日最初のステージでアームストロングはブレーキングポイントを誤るという痛恨のミスでコースを外れ、5分以上の遅れを喫してしまう。さらにSS11でもコースオフでステアリングにダメージを負ったことで、デイリタイアに追い込まれてしまった。この日はセスクもSS8でクラッシュしてタイヤを破損、デイリタイアとなった。

選手権ライバルが大幅に後退したことで首位に立ったパヤリは、最終日はペースをコントロールして優勝。同時にタイトルも獲得した。

「なんて言ったらいいのか、分からないよ」とパヤリは喜びを見せた。
「この勝利を実現させてくれた、たくさんの方々への感謝の気持ちでいっぱい。このタイトルは、自分だけでなく、自分を支えてくれたたくさんの人にもふさわしいものだ」

パヤリにはタイトルの特典として、フォード・フィエスタ・ラリー2とピレリタイヤ200本に加え2022年のWRC3登録費用とWRC5戦分のエントリー費用、または、フィエスタ・ラリー3で2022年のWRC5戦への参戦(ラリー3カテゴリーの選手権登録費用を含む)が与えられる。

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スペインを2位でフィニッシュしたのは、見事な走りを披露した24歳のラウリ・ヨーナ。ステージウインはなかったものの、最後までパヤリにプレッシャーをかけ続け、3位のロベルト・ビルベスに34秒差をつけた。ビルベスはベストタイムを連発していたものの、土曜日にパンクに見舞われ1分以上のロスを喫した。

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アームストロングは日曜日に再スタートし、最終的に4位でフィニッシュ。ウィリアム・クレイトンは初日にクラッシュしてバリアに突っ込んだが、土曜日に再スタートし5位でラリーを走り切った。

WRCスペイン JWRC最終結果
1 S.パヤリ(フィンランド) 2:58:02.5
2 L.ヨーナ(フィンランド) +15.9
3 R.ビルベス(エストニア) +50.1
4 J.アームストロング(英国) +33:51.8
5 W.クレイトン(アイルランド) +58:54.1
6 M.セスク(ラトビア) +1:00:09.7

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