クロスカントリーラリーが2022年から世界選手権格式に。開幕戦はダカールラリー – RALLYPLUS.NET ラリープラス

クロスカントリーラリーが2022年から世界選手権格式に。開幕戦はダカールラリー

©A.S.O.

FIAは6月17日、ワールドモータースポーツカウンシルのメンバーによる電子投票を経て、FIAのクロスカントリーラリーカテゴリーに、世界選手権格式のシリーズを創設することを決定した。新しい世界選手権は2022年から開始。ダカールラリーの主催者として知られるASOが5年間、単独プロモーターを務めることも発表された。

FIA総裁のジャン・トッドは「ASOとの長く充実した話し合いが実を結び、そのASOが、名門イベントであるダカールを含むFIA世界ラリー選手権 for クロスカントリーラリーのプロモーターとなることを、大変うれしく思う」と語った。

ASOのCEO、ヤン・モヤーは「クロスカンロリーが根本的に変化を遂げている時期にFIA世界選手権が創設されることは、我々の分野の発展にとって素晴らしいニュースだ」と語る。
「単独プロモーターとして、ASOはダカールラリーをFIA世界選手権カレンダーに組み込むことを誇らしく思うし、この極限のコンディションのイベントに参戦するマニュファクチャラーの技術的な専門知識をより素晴らしい形で見せるためにイベントのプロモートに取り組んでいく。FIAが代替エネルギーの新技術に特化したカテゴリーや分類を技術規則に統合している中で、クロスカントリーラリーの世界選手権もこのような代替エネルギーへの段階的な移行に追随していく。このFIA世界選手権を通じて、ドライバー、マニュファクチャラー、主催者も、年間を通してメディアに露出されるという恩恵を受け、この分野の報道や世界中の視聴者を増やすことにもつながる」

シリーズ初年となる2022年のカレンダーは後日発表されることになるが、コンパクトなものとなり最大5戦となる見込みで、その中にはダカールラリーも含まれ、イベントのクラス区分はオープン、T1、T2、T3、T4は継続される。特にT3とT4は今回の合意によりさらに発展が進み、新たにT5プロトタイプトラック規定が2022年シーズンに向けて発行され、この世界選手権ではプロ・アマを問わず、すべての車両カテゴリーに参加できるようにするとしている。

FIA世界タイトルは、ドライバー、コ・ドライバー、マニュファクチャラーで各総合王者を決定。またそのほかの全カテゴリーに、新たにFIA選手権タイトルが導入され、T4、T5クラスにはマニュファクチャラーズタイトルも設定される。

新たに誕生したクロスカントリーの世界選手権は、FIA格式としてはフォーミュラ1世界選手権、世界ラリー選手権、世界耐久選手権、世界ラリークロス選手権、フォーミュラE世界選手権、カート世界選手権に続く7つ目の世界シリーズとなる。

モータースポーツの中でもスケールの大きな規模で行われるクロスカントリーラリーの発展をさらに支えるこの画期的な展開は、このカテゴリーの新時代の幕開け。その開幕戦を、長い伝統を誇るレジェンドイベント、ダカールラリーが務める。2022年のダカールラリーはサウジアラビアで1月2〜14日に開催されることが発表されている。

A.S.O. / Charly Lopez

新たな合意の一環として、FIAとASOのスポーティングとテクニカルレギュレーションを統一。全イベントで、エントラントの一貫性を確保する。またFIAは、気候変動対策、技術革新、持続可能な活動を支援する環境戦略に沿って、クロスカントリーラリーにも新しい技術、代替技術、実験的技術のための技術規則を策定しています。これは、世界でも最も広範囲で過酷な環境で展開されるクロスカントリーラリーにとって、究極の挑戦となる。



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