オリバー・ソルベルグ「i20 R5や、i20 Nラリー2をドライブすることを楽しみにしている」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

オリバー・ソルベルグ「i20 R5や、i20 Nラリー2をドライブすることを楽しみにしている」

©HYUNDAI

2021年のWRC2にヒュンダイ・モータースポーツから参戦することが決まったオリバー・ソルベルグ。生まれた時からWRCの環境に身を置いて育ったオリバーも、2020年の9月には19歳になった。モータースポーツはクロスカートから始め、15歳になるまでに母国でのラリークロスや、ラトビアでのラリー修業も始めていた。2019年にR5マシンにステップアップし、ラトビア、エストニア、バルチックなどのラリー選手権でタイトルを獲得。この年のラリーGBでWRCデビューを果たした。この時、父のペター・ソルベルグは自身のキャリア最後のWRC参戦を飾り、親子参戦を果たしている。オリバーは今季のラリーエストニアでWRC3部門初優勝をマークしたほか、ERC1ジュニアでは激戦を制して自身初の国際タイトルを獲得した。

「自分がヒュンダイ・モータースポーツに加入できるなんて、信じられない」とオリバー。
「WRCマニュファクチャラーズ選手権を連覇し、カスタマーレーシング部門でも数々の成功を収めてきた実績のあるチームだ。このようなチームに加入できるなんて、本当にワクワクしている。こうしたチームの人たちと一緒に働けるチャンスを得るのは、本当にスリリングなだけでなく、ひとりひとりから学ぶ機会を得られる素晴らしいことだ。2021年のWRC2フル参戦の中で、i20 R5や、i20 Nラリー2をドライブすることを楽しみにしている。勝てるメンタルで選手権に臨み、ヒュンダイの代表としての重要な責任を感じながら世界で戦っていく。また、チームメイトのオーレ・クリスチャン・ベイビーと一緒に戦えることもうれしい。これが、自分の将来に続くさらなるチャンスに広がっていくことを願っている」

そのベイビーは、すでにヒュンダイ・モータースポーツやi20 R5にも馴染んでおり、2020年は7戦中5戦に参戦した。2戦目となったラリースウェーデンで初めてWRC2のポディウムに上がったが、この時は母国ノルウェーに設定されたステージも走行している。その後、メキシコで3位、サルディニアで2位に入り、ドライバーズ選手権では4位でシーズンを終えた。

「ヒュンダイ・モータースポーツのファミリーに残れることになり、とてもうれしい」とベイビー。
「2020年はi20 R5での参戦を心から楽しめた。たくさん学べたし、自分たちが始めた活動を続けることができてうれしいよ。2020年シーズンは、思うような流れでは進められなかった。WRC2に参戦した5戦中、3回ポディウムに上がったが、もちろん本当に勝ってポディウムの頂点に立ちたかった。いつもとは違うチャレンジングな年だったが、ちゃんとした形でWRC2に出場できることになって楽しみにしている。序盤はR5マシンで始めるが、シーズンの間に新しいi20 Nラリー2が投入されるので、これで参戦できることにもワクワクしている。オリバーと同じチームになることもうれしいね。チームにかけがえのないものをもたらしてくれると思うし、あのような情熱的なドライバーと一緒に活動することで、自分にとっても刺激になる」

ヒュンダイ・モータースポーツは、新進気鋭の若手を育成することにも注力し、3年前はヤリ・フッツネンを起用した。2020年、このフッツネンは類い稀なる才能を発揮し、今年はポーランドタイトルを獲得した他、WRC3選手権も制した。ヒュンダイ・モータースポーツは、フッツネンの支援も継続することを発表しており、プログラム内容については近日中に発表するとしている。

ヒュンダイ・モータースポーツのチーム代表、アンドレア・アダモは「WRCでマニュファクチャラーズ選手権を連覇したことと合わせ、有能な若手や成長株を育成していくことは我々にとって重要な使命」と語る。
「オリバー・ソルベルグをヒュンダイ・モータースポーツのファミリーに迎えることをうれしく思う。すでに今年、チームで活動していたベイビーとともに素晴らしい才能の持ち主で、間違いなく注目の選手だ。オリバーはもちろん、その名字で有名だが、エストニアでWRC3優勝を飾るなど自分自身の力量も示し始めている。オーレ・クリスチャンも今年、i20 R5で頼もしいリザルトを残した。このふたりの若手がR5だけでなく、シーズン中に投入する新モデル、i20 Nラリー2のポテンシャルも発揮してくれると自信を持っている」

「我々のカスタマーレーシング部門は、このチャレンジングな年でも必死に作業を続け、世界中のクルーに向けてコンペティティブなラリーマシンを作り上げてきた。我々のカスタマーマシンが2021年、この意欲ある若者の手でWRCのステージでどのような走りを見せてくれるのか、非常に興奮している。成長株と言えば、ヤリ・フッツネン抜きで話すことはできない。2017年の終りからヒュンダイと関わりを持ってきた。2020年はポーランド選手権、WRC3選手権を制し、素晴らしいシーズンをおくった。ヤリの2021年のプログラムについては、現在取り組んでいるところなので、詳細は後日お伝えする」



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