スバル・モータースポーツUSAがラリー活動を再開 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

スバル・モータースポーツUSAがラリー活動を再開

©subaru.com/rally

スバル・モータースポーツUSAは、7月18日に開催される米国ラリー国内戦、アメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)第2戦サザンオハイオ・フォレストラリー (SOFR)からラリー活動を再開させることを発表した。チームとして14度目の米国タイトル獲得に挑む今季はスバルWRX STIのドライバーに、米国タイトル5回の実力者、トラビス・パストラーナと、2018年北米ラリーカップ王者のブランドン・セメナックを起用。SOFRが、このコンビで迎える初戦となる。

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今回のSOFRには、ARA開幕戦を制してシリーズ首位に立つバリー・マッケンナもエントリー。これが今季初戦となるパストラーナとセメナックは、ポイント差を詰めるためにも序盤から上位ペースを狙っていく必要があるが、フォードのケン・ブロックもこのSOFRから今季のラリー活動を開始するほか、2018年ARAリミテッド4WDチャンピオンのジェフ・シーホーンがオープンクラスに移り、WRX STIでクラスデビューを果たすなど、激戦が予想される。

「自分のラリーシーズンを始められることになって、これ以上エキサイティングなことはないよ!」とパストラーナ。
「ステージに出るのは本当に久しぶり。移動制限があるのでチーム構成も変更しなくてはならなかった。このラリーの経験があるメンバーは誰もいないが、ロングでツイスティなステージは自分のドライビングスタイルにも向いているはずだ」

チームメイトとなるセメナックも「本当に長く待たされたし、期待も高まっている」とコメント。
「スバルWRX STIでの初ラリーにようやく挑めることになって、ワクワクしているよ! オハイオはラリーに最高のエリアのようだし、ARAシリーズに加わるのにふさわしい。強豪が出揃うので、夜を徹しての争いに向けてしっかり準備をしていく」

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イベントは、オハイオ州や地元自治体のガイドラインに従い、無観客での開催となる。チームもソーシャル・ディスタンスのガイドライン遵守を徹底するほか、サービスエリアではマスク着用を義務づけ。国外移動が制限されるために、スタッフの構成も再編成したという。

今季のARAは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染流行の影響により、1月24日のスノードリフトを開催した後、シリーズが中断。5月22日に全7戦でカレンダーを再編成したが、その後、STPRがイベントキャンセルを発表したため、全6戦での構成となっている。

2020年ARA開催カレンダー
Sno*Drift (開催終了)completed) 1月24日
Southern Ohio Forest Rally 7月18日
Ojibwe Forests Rally 8月28-30日
Show-Me Rally 10月2-3日
Lake Superior Performance Rally 10月16-17日
Olympus Rally 11月14日



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