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「WRC開催に大きく前進」エストニア・オートスポーツ連盟とラリーエストニアが公式表明

©TOYOTA

エストニアのオートスポーツ連盟とエストニアのラリー主催関係者は、エストニアでWRCを開催するための準備を進めていることを公式に明かした。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染流行を受けて予定されていたイベントの中止や延期が相次いだ2020年のWRCは、調整版のカレンダー発表が近日中にも見込まれている。2020年シーズンはここまで3戦が開催ずみだが、FIAとWRCプロモーターは、世界戦としてのタイトルを付加するためには少なくとも7戦の開催が必要としており、当初カレンダーに含まれていなかったイベントをWRC戦として開催する可能性も示唆している。

この状況のなか、エストニアで同国初のWRC戦を2020年に開催する可能性が浮上した。

ERCのほか、昨年はWRCプロモーションイベントとしてラリーエストニア(写真)を開催した実績を持つ同国。このイベントのディレクターであるウルモ・アーバは「この10年間、我々はエストニア政府、スポンサー陣と協力して運営チームやラリーを作り上げてきた」と語る。
「2014年、ラリーエストニアはERC最高のイベントとなり、我々にとって国際舞台への扉が開いた。また、エストニアという国や、観光地としても周知を高めた。ERCで3年間、成功を収めた我々のチームは、さらに前進して世界のラリーの最高峰であるWRCを目指したいと思うようになった。2017年からその取り組みを始め、翌年にはテストイベント、2019年には初のWRC公式のプロモーショナルイベントも開催した。こうした活動により、魅力とともに安全なラリーをFIAやWRCプロモーターにアピールすることができた」

「今、2020年にエストニアでWRCを開催することに関して、WRCプロモーターと話し合いを進めていることを明らかにできるようになった。様々な関連機関に申請を行っており、数日中に回答を得られる見込みだ。その後もFIAやWRCプロモーターとの話し合いを続ける。我々の目標は、エストニアとエストニアのモータースポーツを、最高の形でできる限り多くのファンに示すことだ」

「このような大きなイベントを開催することで得られる、国際的なアピールと経済効果という価値を最大限に高めるために、我々としては関係者が一丸となって取り組むことが重要になる。ラリーエストニアの主催チームとエストニアのモータースポーツ関係者は、この機会に恵まれたことを心から喜んでいる」

エストニア・オートスポーツ連盟のチェアマン、ヤニス・カールは「WRCに追加開催されるという点において、我々は好ましい状況にある。また、国としてトップクラスのスポーツイベントを主催する力量も持ち合わせている」と自信を見せる。
「ウルモ・アーバと彼のチームは、この何年もの間、WRCレベルのイベントを主催する能力があることを証明してきた。さらに、エストニア政府も全面的に支援をしてくれている。このレベルのイベントを主催することは、政府からの経済支援がなければ実現しない」

エストニアでも、COVID-19の感染流行による影響がスポーツにも及んでおり、世界各国と同様に活動が中断している。しかし、この状況がエストニアにとっては、モータースポーツの将来を話し合うきっかけにもなったとの考えを示し、ラリーだけでなく様々な世界選手権をエストニアで開催するために、相互理解を深めたと伝えており、世界戦開催への意欲は最高潮に高まっているようだ。



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