Mスポーツ・フォードが250戦連続ポイント獲得を達成 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

Mスポーツ・フォードが250戦連続ポイント獲得を達成

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2020年開幕戦ラリーモンテカルロでは、エサペッカ・ラッピとテーム・スニネンがそれぞれ総合4位、8位でフィニッシュしたMスポーツ・フォード。これにより、チームはWRCでポイントを獲得した連続記録が250戦に到達した。

この記録は18年前、2002年のラリーモンテカルロで、カルロス・サインツとコリン・マクレーが駆るフォード・フォーカスRS WRCが総合3位、4位でフィニッシュした時から始まった。以来、チームは参戦した全戦でマニュファクチャラーズポイントの獲得を継続している。

この記録には、22人のドライバー、28人のコ・ドライバーが貢献しており、その間にはWRCタイトルを7つ(マニュファクチャラーズ3、ドライバーズ、コ・ドライバーズ各2)を獲得しているほか、通算50勝、185ポディウムを記録している。長年、WRCへの参戦を続けているチームだからこそ成し得たこの記録達成の道のりでは、数々の名場面も生まれてきた。

2006年には、ラリーニュージーランドでマーカス・グロンホルムとミッコ・ヒルボネンが1−2フィニッシュを飾り、フォードにとって27年ぶりの世界タイトルを獲得。翌年のラリーアイルランドでも連覇を決めている。2008年のラリースウェーデンでは、ヤリ‐マティ・ラトバラが史上最年少でWRC優勝を飾り、2011年のスウェーデンでは、フォード・フィエスタRS WRCが実戦デビューでポディウム独占という快挙を果たした。

2003年のラリーフィンランドでは、エストニアの大統領が訪れる中、マルコ・マルティンが優勝。2015年のメキシコでは、同じくエストニア出身のオィット・タナックが、10時間以上も湖に沈んでいた後に修復したフォード・フィエスタRS WRCで選手権ポイントを獲得している。そして2017年のラリーGBでは、プライベーター体制のMスポーツが、マニュファクチャラーズ、ドライバーズ、コ・ドライバーズのトリプルタイトル獲得を決めるという成功を収めた。

Mスポーツをマネージング・ディレクターとして牽引してきたマルコム・ウィルソンは「この上なく誇りに思うし、この先、この記録が破られることはしばらくないだろう」と喜びを語った。
「これは、ドベンビー・ホールのチームが素晴らしいことの証。真摯に取り組み細部にまで気を配ることは、我々の情熱やラリーへの献身とともに我々が誇りにしていること。長年、信頼性と成功を続けてきたことの大きな一因となっている」

「この記録に貢献してくれた22人のドライバー、28人のコ・ドライバーに、心から感謝したい。そして、ドベンビー・ホールのドアを通った全ての人たちにも。彼らがいなければ、この素晴らしい記録は果たせなかった」

フォード・パフォーマンスモータースポーツのグローバルディレクター、マーク・ラッシュブロックは「Mスポーツとフォードは、250戦連続WRCポイント獲得という空前の記録をともに果たした。これは、Mスポーツの献身とプロフェッショナリズムが反映されたもの。ラリー界で最も象徴的で成功を収めたパートナーシップのひとつである我々の、新たな節目となった」と語る。

「F1での連続ポイント獲得記録がフェラーリが2010〜2014年に達成した81戦であること、さらにWRCのマシンが挑む環境が非常に厳しいことを考えれば、Mスポーツの取り組み方が優れていたからこその成果だといえる。Mスポーツ・フォードのチームを心から誇りに思うし、この先、何年もこの成功が続くことを楽しみにしている」

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