セントラルラリー:勝田貴元「来年のためにヤリスWRCでデータを持ち帰りたい」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

セントラルラリー:勝田貴元「来年のためにヤリスWRCでデータを持ち帰りたい」

©Takuto Nishio

11月8日(金)〜10日(日)にかけて愛知・岐阜の両県にまたがり開催される「セントラルラリー2019」。WRCでもドライブしているトヨタ・ヤリスWRCで参戦する勝田貴元が、シェイクダウンを終えてラリーへの意気込みを語った。

「これまでもこの地域を使うラリーは、全日本選手権で出た経験はありましたが、その時のステージは山の中だけで、民家の横を通る道を使うことはありませんでした。それが今回のラリーでは広い道を多く使って、すごく楽しめるステージ構成になっています。そんな中でも日本らしい部分というか、かなりナローでツイスティで難しいセクションもある。非常に特徴のあるラリーだと、今からすごくワクワクしています」

レッキでは気温の低さによる、グリップレベルの低さに注意が必要だという。

「レッキの段階では霜の影響で少し半乾きだったり、森の中と外でかなり温度差があった印象です。『これはタイヤが温まらないのでは……』と思うくらい路面が冷えていました。そこが走る上での課題になると思います。WRカーのタイヤはすごく固いので、短いステージはおそらく温まらないうちにステージをフィニッシュしてしまう可能性がありますね」

Takuto Nishio

さらに、日本の林道の特徴でもある“狭さ”も、WRカーでは初体験となる。

「あとは木や落葉がたくさん出ている箇所があって、もともと狭い道がより狭くなっていました。WRカーの車幅だと、少しでも滑らせてしまったらコースアウトしてしまいそうでした。狭い箇所では攻めるのではなく、ただドライブする感じになるかと思います。この状況でWRカーがどういう動きになるかを知るのも、新しい経験になるはずです」

セントラルラリーで勝田がドライブするヤリスWRCは、自身がフィンランド選手権で使ったマシン。メカニックやエンジニアに加えて、ワークスチームを率いるトミ・マキネンも来日している。来年に迫るWRCラリージャパンに向けて、勝田にとっても非常に重要な一戦になりそうだ。

「今回は自分のためにも、そして来年ラリージャパンで走るチームのためにも、とにかくしっかり走りたいです。距離を稼いでデータ取りをするのが唯一の目標です。勝たなけれならないとか、プレッシャーは正直まったくないです。ただ、日本での開催でファンもたくさん見にきてくれているので、その前でしっかりいい走りができるように頑張りたいですね」

Takuto Nishio



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