APRCチャイナ出場の小濱勇希「走るからにはチャンピオンを目指して戦いたい」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

APRCチャイナ出場の小濱勇希「走るからにはチャンピオンを目指して戦いたい」

©Naoki Kobayashi

アジア・パシフィックラリー選手権(APRC)のファイナルとして開催されるチャイナに臨む小濱勇希が意気込みを語った。

「APRCの最終戦中国でチャンピオンをかけて戦いたい、という突拍子もない目標に対して、色々な方にご協力とご支援をいただき、参戦できるという報告が無事にできて良かったです。これまで国内ラリーしか走ったことがないのが現実ではありますが、走るからにはチャンピオンを目指して戦っていきたいと思っています。国内でもチャンピオンを2回獲って、色々な方に鍛えていただいたスキルはあると思っていますので、それを発揮して、いい結果が獲れるように頑張ってきます」

マシンはクスコ・レーシングのヤリス4WD。すでに国内でテストも行っており、その特性を次のように語ってくれた。
「ヤリス4WDはすごく機敏で、ドライバーの意志に忠実に動いてくれるという印象です。特殊なテクニックでねじ伏せるというよりは、正しい操作を正しいタイミング行い、ちゃんと走ればクルマがついてきてくれる。楽しいマシンだと思います。テールの出やすい場面もありますが、それをうまく使えば、回頭性が高いとも言えるかなと。龍游の道は低速のコンクリート路面もあると聞いているので、そういう場所ではヤリス4WDの戦闘力を発揮できるのではないかなと感じています。エンジンはTRDの8AR。低速から一定のトルクをずっと発揮できるという、非常にコントローラブルなユニットだと思っています。4WDは久々ですが、4WDだからという構え方はしていません。ナチュラルに乗れるマシンです」

小濱は現在開催されている「第39回どんぐりハチ公ラリー(秋田県大館市)」でゼロカーを務めており、ラリー終了後すぐに中国に向けて移動するという。



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