WRCラリーGB:オジエ「もっと速く走れたらもっとよかった」デイ3コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCラリーGB:オジエ「もっと速く走れたらもっとよかった」デイ3コメント集 

©Citroen

ウェールズ・ラリーGB、デイ3終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。ヌービルからの追撃を受け、3番手に順位を落としてこの日を終えた前戦トルコ勝者のオジエ。トリッキーな1日を走り切ったことに安堵は見せたものの、首位タナックとは17.3秒差がついたことに満足な内容とは言えなかったようだ。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合首位(=)

Toyota Gazoo Racing WRC


「タフでチャレンジングな1日だった。ステージは長く、コンディションはトリッキーだった。終盤のステージはかなり霧が深い中でスタートしたし、道がラフだった。途中でリヤバンパーを失ったため車内がかなりうるさくなり、ペースノートを聞くのが大変だった。差はまだかなり小さいのでリラックスはできないが、この週末の中で誰よりも大きな差をつけているとも言える。ウェールズでは、常にサプライズがあるので自信を持つのは難しいし常にギリギリの状況だが、明日に向けてこのマージンを築けてよかった」

■クリス・ミーク/総合4位(↓)

Toyota Gazoo Racing WRC


「今日を終えて4番手につけられて、満足だ。3番手とはそれほど離れていないので、明日はまだ挑めるチャンスがある。今日は少し苦戦した。全力を尽くしたが、どのステージでも数秒をロスしていた。でも、それで十分。今日は、ドライバーズタイトルを争っている3人が少し抜きん出ていた。自分にはマニュファクチャラーズ選手権を戦う仕事があるし、それが一番のターゲットだ」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ティエリー・ヌービル/総合2位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH


「今日は全力を尽くし、まだ優勝を目指してプッシュできるチャンスも残っている。今日の自分の成果には満足。午前の間に3番手に上がり、ミスを最小限に抑えるために必死だった。このコンディションの中では、あちこちでタイムをロスするのが普通だが、全体的にポジティブな土曜日になった。午後、ステージウインを2本獲ったことで2番手に上がることができた。日曜日はできるなら、差を詰めることに徹したい。このようなステージでは小さなトラブルで一気に戦況が変わるので、11秒は大差ではない。まだ勝負は終わっていないよ!」

■アンドレアス・ミケルセン/総合5位(=)

Hyundai Motorsport GmbH


「長い一日だったが、このトリッキーなコンディションの中でできる限りプッシュしていった。いろいろな面で、ウェールズ・ラリーGBの典型的な土曜日だった。慣れ親しんだ素晴らしいステージに、いつものウェットな天気、チャレンジングなコンディション。マシンは1日を通してかなりいい状態だった。あちこちで小さなミスはあったが、いいペースを見せることができたしSS15はステージウインも獲った。エルフィンと激しい5位争いをしている。彼も今日はとてもいい走りをしていたので、最終日の真剣勝負は避けられない」

■クレイグ・ブリーン/総合9位(↓)

Hyundai Motorsport GmbH


「記憶に残したくない1日になった。SS12ではかなり大きなアクシデントになったが、ありがたいことにトラブルは免れた。高速の左コーナーに進入していくと、予想以上に巻き込みがきつかった。コースから外れ、ソフトで沼地のようなところで止まった。すぐにマシンから出て、進行方向に向いていることにすぐ気付いたので、運転しながらバンクからはい上がり、ステージを走り切った。フロントガラスにヒビがはいったので、前がちゃんと見えなかった。午後のループはそのまま乗り切らなくてはならなかったが、雨でマディなコンディションでは視界を得るのは不可能だった。とにかくサービスに戻れてうれしかったよ。最終日に向けてリセットしていく」

[シトロエン・トタルWRT]
シトロエンC3 WRC

■セバスチャン・オジエ/総合3位(↓)
「タフな1日で、常にグリップが変化したし霧も出ていた。今日は、まさにすべてを尽くした。今日を終えられてうれしいが、もっと速ければもっとよかった。常に少しずつタイムをロスし、取り戻すことができなかった。オィットにはかなり遅れてしまったし、このようなスリッパリーなコンディションでミスをするようなライバルではないが、明日もトリッキーなセクションがある」

■エサペッカ・ラッピ/総合28位(↑)

Citroen


「まずまずの1日だったし、マディなコンディションを先頭走行で走る経験は興味深かった。グリップの面では、それがアドバンテージになることもあった。それ以外では間違いなくハンデになり、水たまりや水が流れている場所がたくさんあり、それを一番最初に越えなくてはならなかったが、それを学ぶのもいい経験だ」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■エルフィン・エバンス/総合6位(↑)
「素晴らしい1日になり、特に午前は自分のラインを作ることができて、とてもいい走りになった。午後は少し難しくなり、かなりスリッパリーなコンディションだったが、まずまず走り切れた。最後のSS17ではオーバーシュートしてしまったが、時にはそんなこともある。この週末は、本当に素晴らしい応援をしてもらっているし、明日もできる限りプッシュしていく」

■ポンタス・ティデマンド/総合8位(↑)
「タフな1日だったが、いい日にできた。ステージは素晴らしかったし、マシンもいいフィーリングで成長もできたのでハッピーだ。適切に行うことが一番難しかったのは、ギリギリまでブレーキを遅らせることと高速のセクションを全開で攻めることだった。でも、それを走り切れたし、明日の最後の5本で大いに活用していきたい」

■テーム・スニネン/最終サービスでラリーリタイア(=)
「明日、走ることができないのは残念だが、今回のラリーで得られたポジティブなこともある。金曜日の自分のペースにはとても満足しているし、上位と戦うことができたのはよかった。いくつか小さいミスもあったが、そこから学ぶこともあるし、来年はより経験を積んでもっと強くなって戻ってくる」



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