全日本ラリー唐津:ウエットでも快走、リードを拡大した奴田原が今季初勝利 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー唐津:ウエットでも快走、リードを拡大した奴田原が今季初勝利

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2019年全日本ラリー選手権第3戦「ツール・ド・九州2019 in 唐津」は、4月14日(日曜日)に6カ所のスペシャルステージを走行し、奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)が、新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)に35.2秒差をつけて、シーズン初勝利を飾った。3位には42.8秒差で勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)が入っている。

最終セクションを前に雨が降り始める難しいコンディションにも関わらず、奴田原は危なげなくトップの座をキープ。スタートから一度も首位を譲ることなく、昨年の唐津以来1年ぶりとなる勝利を飾った。

「無事にフィニッシュできて良かったです。雨が降ってきた時は、どうなるかと思いました(笑)。SS13からは完全にウエットでしたね。初日にしっかり貯金できたことが大きかったです。勝因はタイヤだったと思います。ドライはもちろんですが、ウエットになってからも余裕を持って走ることができました」と、奴田原は笑顔を弾けさせた。

最終日スタートの段階では勝田が新井に6.9秒差をつけていた2位争いは、雨が強くなった最終ステージでペースを大きく落とした勝田を新井が逆転。新井が2位表彰台を獲得し、ポイントリーダーの座をがっちりキープした。

「雨の最終ステージは、マシンバランスの良さで勝田選手を抜くことができました。奴田原選手には負けてしまいましたけどね。今回、どこが悪いかは分かっています。次の久万高原は頑張ります」と、2位を得たものの新井は悔しさを覗かせた。

 一方、3位に終わった勝田は「大変なラリーでしたね。とにかく完走できて良かったです。今回のラリーで次の久万高原の目標はひとつになりました。勝ちを狙っていきます」と、次戦での挽回を誓う。4位は「セッティングとドライビングがちぐはぐだった」と振り返った鎌田卓麻/鈴木裕(スバル)、5位には福永修/齊田美早子(三菱ランサーエボリューションX)が入っている。

JN2クラスは眞貝知志/安藤裕一(TGR Vitz GRMN Rally)、JN3クラスは山本悠太/山本磨美(トヨタ86)、JN4クラスは高橋悟志/加藤昭文(スズキ・スイフトスポーツ)、JN5クラスは天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツ)、JN6クラスは大倉聡/豊田耕司(トヨタ・ヴィッツCVT)が、それぞれクラス優勝を飾った。

全日本ラリー選手権第3戦 暫定結果
1. 奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX) 1:03:18.8
2. 新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI) +35.2
3. 勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI) +42.8
7. 山本悠太/山本磨美(トヨタ86) +3:02.7
10. 天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツ) +3:57.2
11. 高橋悟志/加藤昭文(スズキ・スイフトスポーツ) +4:11.8
12. 眞貝知志/安藤裕一(トヨタ・ヴィッツGRMN) +4:20.5
18. 大倉聡/豊田耕司(トヨタ・ヴィッツCVT) +5:07.4

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