TRDハイラックスが全日本第3戦唐津のスイーパーとして走行 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

TRDハイラックスが全日本第3戦唐津のスイーパーとして走行

©TRD

2019年4月12日(金)~14日(日)に佐賀県唐津市で開催される「JAF全日本ラリー選手権 第3戦 ツール・ド・九州2019 in 唐津」のスイーパーカーとして「TRDハイラックス」が走行することが明らかになった。スイーパーとは競技車両のSS走行後にコース確認のために主催者が走らせる車両で、このスイーパーカーが通過するとコースの閉鎖が解除され、SS終了となる。

このTRDハイラックスは、株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント・TRDが参加しているアジアクロスカントリーラリー(AXCR)での車両製作で得たノウハウを、特にサスペンションチューニングにおいて投入した車両であり、AXCRで鍛えられた悪路走破性を活かし、ラリーでのスイーパー業務を担当する。また、車両にはAED、酸素吸入器、消火器、簡易レスキューボード、救急セットなどの装備も試験的に搭載し、ラリー競技運営車両としての可能性拡大にも取り組むという。

2019年九州ラリー選手権第1戦RH3クラス優勝の前田良書選手と、2018年九州ラリー選手権RH6クラスチャンピオン津野裕宣選手がクルー(ドライバー&コ・ドライバー)として搭乗し、 今回は九州地区で実績を挙げた選手が全日本ラリー選手権の運営を支える。

<TRDハイラックス概要>
・SPLサスペンションセット(KING)
・機械式L.S.D(Kaiser Locker)



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