ふたりの高校生が強豪ぞろいの西日本ダートトライアルフェスティバルで勝利 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ふたりの高校生が強豪ぞろいの西日本ダートトライアルフェスティバルで勝利

©Hiroaki Ibuki

11月17日〜18日に福井県のオートパーク今庄で開催された「2018年JMRC西日本ダートフェスティバル in 中部」に、高校生ドライバーの大竹直生(写真右)と大谷皇就(写真左)のふたりが出場、それぞれクラス優勝およびオーバーオール優勝を飾る快挙を達成した。

「ヌタハララリースクールジュニアチーム」のオーディションに合格し、ラリー修行を重ねているふたり。今回はともにプライベーターとして、全日本選手権のレギュラーや地方選手権で活躍する強豪がそろう西日本ダートフェスティバルに参戦した。

Hiroaki Ibuki

RWDクラスにトヨタ86で出場した大竹は、前日の公開練習からトップタイムをマークするなど好走を披露。決勝の第1ヒートでスピンし下位に低迷するものの、第2ヒートでしっかりリカバリーをしてクラス優勝を果たした。大竹は「前日の公開練習で手応えを感じました。第1ヒートは気負ってしまいましたが、第2ヒートを冷静に攻めることができました」と勝因を語っている。

Hiroaki Ibuki

また、SCDクラスにスバル・インプレッサ(GC8)で出場した大谷は、中学3年生の時に夏休みの課題でダートラ車を自作したこともあるという。第1ヒート2番手タイムからの逆転を果たし、SCDクラス優勝とともにオーバーオール優勝を飾ることに成功した。「実は(中国地区の)地区戦を走った時にエンジンとタービンを壊してしまい、今回新しく組み直してきました。自分で作ったクルマで勝てたことが一番うれしいです」と喜びを語った。



RALLY PLUS