WRCオーストラリア:ヌービル「フィニッシュするまで終わりではない」デイ2コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCオーストラリア:ヌービル「フィニッシュするまで終わりではない」デイ2コメント集

©Hyundai Motorsport GmbH

ラリーオーストラリア、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント。初タイトルに絶好のチャンスを握って迎えた今戦だったが、初日は厳しい滑り出しとなったティエリー・ヌービル。鍵となった2日目も2番目の走行順となり、思うように流れがいかない中、最後まで望みを失うまいと踏ん張りを見せた。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合首位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRC

「いい一日だった。午前は通常のリズムを取り戻し、マシンのフィーリングもよかった。少しアタックに挑んで、タイムも取り戻した。午後はプッシュを続け、後続との差を広げていった。明日はトリッキーなステージがあり、天気もトリッキーになるかもしれないので、簡単にはいかない。でも、今は全てがいい方向に進んでいるし、自分ができる範囲のことは全てやっている」

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合2位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRC

「午前はとてもよかった。マシンの動きはとてもよく、ドライビングを楽しんでいたし、順位も上げた。午後も滑り出しはよかったが、少しタイヤに対してアグレッシブすぎたかもしれない。減りがひどかったので、少し押さえなくてはならず、タイムをロスし始めた。それからスーパーSSでは、コンディションにツキがなかった。それでも2位につけているし、とにかく最後までこれを維持していかなくてはならない。マニュファクチャラーズ選手権のためにも自分のためにも、シーズンをいい気分で終えるためにも、とても重要なことだ」

■エサペッカ・ラッピ/総合5位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRC

「今日はいい仕事ができたと思う。前後の差がかなり開いているので、孤独な戦いのような感じもあり、それほどプッシュを必要としていない状況では集中を維持するのが難しい。午後の2本目では少し抑えようとしたが、すぐにミスをしてしまったので、またプッシュすることに決め、次のステージではベストタイムを出せた。これで4位との差がかなり詰まってきたが、明日、最優先するのはマシンをフィニッシュまで持ち帰ることだ」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ヘイデン・パッドン/総合3位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH

「一年の中でもお気に入りのステージをまた走れて、うれしかった。とても満喫できたよ。まだペースは上げられるが、自分のターゲットをポディウムに留めたので、ここまではいい流れになっている。明日は天気が鍵になりそうなのでプッシュを続けなくてはならない。マシンでのフィーリングは最高だし、勢いをつかみ始めている。アルジェンツ・ヒルの再走でステージウインを獲れたことは、一年の中で一番うれしかったことかもしれない。最終日、どこまでできるか。トップはまだかなり僅差だからね」

■ティエリー・ヌービル/総合8位(↑)
「オーストラリアを走行順2番手で走るのは、タフなこと。全てを尽くし、タイムロスを最低限に抑えようとしたが、出来ることは限られていた。スリッパリーなコンディションだったがステージをとても楽しめたし、いろいろな要素を考えればまずまずの走りだったと思う。午前のループでは危ない場面もあり、バンクに引っかけてリヤのウィッシュボーンを破損したが、自分で直した。プッシュを続けドライビングに専念し、他の人がトラブルに遭うかもしれない場合を考えていくしか選択肢はなかった。ストレスのたまる状況だが、フィニッシュするまで終わりではない」

■アンドレアス・ミケルセン/総合17位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH

「今日は、自分自身でとても楽しめた。この素晴らしいオーストラリアのステージを走れるのは、いつもうれしいよ。残念ながら、ポディウム争いにはもう絡めないが、それでもいいリズムをつかもうと努めた。最終戦のリスクは抱えていないので、ステージウインを狙って挑むことができたが、今日の自分のペースやパフォーマンスには満足している」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■セバスチャン・オジエ/総合6位(↑)

Red bull

「ここまで、ルーズグラベルに苦しめられているが、今日は選手権争いの面ではポジティブな一日になった。昨日の先頭走行は、本当にタフだった。今日、5番手からのスタートは少し楽になったが、それでも後方スタート組と比べればかなりタイムをロスした。それがストレスに感じることもあるが、一番のターゲットは選手権争いで、必要なポイントを獲得すること。明日も、まだかなり距離が残っているので集中しなくてはならない」

■エルフィン・エバンス/総合7位(↑)

Red bull

「今日、走行順が早いので難しくなることは分かっていた。グラベルはとてもルーズだった。それでもクリーンで丁寧な走りができたし、ラレイのステージでは2回ともいい速さが見せられたのはよかった」

■テーム・スニネン/総合9位(=)
「今日は自分にはより難しい一日になり、このルーズグラベルの走り方をより一層学ぶことが出来た。ベストのリズムではなかったが、午後はよくなった」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT]
シトロエンC3 WRC

■マッズ・オストベルグ/総合4位(↓)
「今日は、特に2ループ目ではリズムとバランスをつかむのに少し苦戦したし、夕方のスーパーSSでは突然の雨にも苦しめられた。でも、必死で戦っている。どんな時でもあきらめないし、明日もその気合いで挑む」

■クレイグ・ブリーン/総合10位(↓)

Citroen

「今日は、自分に流れがなかった。午前はアンラッキーとマイナーなミスが重なり、痛手が大きかった。速さはあっただけに、残念だ。明日は、先頭スタートになるが、出来る限りこの素晴らしいステージを楽しみたい」



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