WRCスペイン:トップ3総入れ替えの競技3日目、ラトバラがオジエに4.7秒差で首位 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスペイン:トップ3総入れ替えの競技3日目、ラトバラがオジエに4.7秒差で首位

©TOYOTA

WRC第12戦スペインは3日目の競技を終えて、トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラがトップ。2番手にはMスポーツ・フォードのセバスチャン・オジエ、3番手にはシトロエンからスポット参戦しているセバスチャン・ローブがつけている。

この日行われたのはSS8〜SS14の7SS。前日までのグラベルから一転、サーフェイスはターマックへと代わり、先頭走者の不利がなくなることから7番手のオジエ、9番手のティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)らターマック巧者の上位浮上も予想された。競技2日目までを終えて、首位のオット・タナクは総合2番手のダニ・ソルド(ヒュンダイ)に26.8秒差というリードを確立。ただしソルドの背後は15秒以内に5人が連なっており、順位の入れ替わりも予想された。

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オープニングとなるSS8は安全上の理由でキャンセルとなり、仕切り直しのSS9ではタナクが好走、1番時計をたたき出してソルドとの差をさらに拡大した。このSSでは2番手タイムを刻んだラトバラがローブをかわし総合4番手に浮上している。そしてSS10、首位のタナクはなんとパンクを喫し、SS内でタイヤ交換を強いられることに。このSSだけで 1分43秒を失い、総合順位は9番手にまでドロップしてしまった。代わって地元のソルドがラリーリーダーの座に就いた。

これでラリーは一気に混戦模様に。SS10までを終えた段階で首位ソルド、2番手ラトバラ、3番手にMスポーツ・フォードのエルフィン・エバンス、4番手にローブ、5番手にオジエというオーダー。リーダーのソルドからオジエまでは13.1秒という僅差で、ソルドとラトバラの差はわずか0.3秒となっている。

CITROEN

サービスを経て午後のSS、SS11ではソルドが踏ん張り切れず2番手にドロップ。3.9秒差で総合首位に立ったのはラトバラだった。しかしラトバラは雨の中でリズムに乗ることができず、慎重な走行を強いられてしまい、その後はSS4〜5番手タイムと精彩を欠くリザルト。なんとか総合首位は守ったものの、2番手のオジエに4.7秒差、3番手のローブに8秒差と、余裕あるマージンを稼ぐには至らなかった。

HYUNDAI

終わってみればトップ3の顔ぶれがまったく変わってしまう荒れた展開となった。最終日に残されたSSはわずかに4つ、SS距離は合計60.8kmだ。4番手のエバンス、5番手のヌービルを挟んで6番手のソルドまで16.5秒という僅差で並んでおり、勝負の行方はまだまだ分からない。

競技最終日のオープニングステージ、SS15は日本時間28日(日)15時35分スタート。

WRCスペイン SS14終了時点 暫定結果
1. ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ トヨタ・ヤリスWRC 2:35:01.8
2. セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア フォード・フィエスタWRC +4.7
3. セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ シトロエンC3 WRC +8.0
4. エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット フォード・フィエスタWRC +9.8
5. ティエリー・ヌービル/ニコラ・ジルスール ヒュンダイi20クーペWRC +12.7
6. ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ ヒュンダイi20クーペWRC +16.5
7. エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム トヨタ・ヤリスWRC +46.5
8. オット・タナク/マルティン・ヤルベオヤ トヨタ・ヤリスWRC +1:00.7
9. クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン シトロエンC3 WRC +1:37.9
10. アンドレアス・ミケルセン/アンデルス・ヤーゲル ヒュンダイi20クーペWRC +2:07.3



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