WRCラリーGB:波乱のデイ3。タナク脱落、オジエが首位に – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCラリーGB:波乱のデイ3。タナク脱落、オジエが首位に

©M-SPORT

WRC第11戦ラリーGBは競技3日目を終えて、Mスポーツ・フォードのセバスチャン・オジエが総合首位。2番手にはヤリ‐マティ・ラトバラ、3番手にエサペッカ・ラッピとトヨタ勢が続いている。大量リードを築いていたトヨタのオット・タナクはSS16でストップした。

TOYOTA

10月6日に行われた競技3日目はSS10〜SS18の9SS。途中にサービスの設定がないため、ひとつのミスやマシントラブルが命取りになる山場の1日と言っていい。前日のSS9までを終えた段階で首位タナクと2番手ヌービルの差は28.8秒あり、タナクは序盤から手堅く走行。ベストタイムは1回にとどまるものの、一時はリードを最大48秒まで広げることに成功した。

この日目まぐるしく順位を入れ替えたのがタナクを追うライバルたち。オープニングのSS10では3番手のラトバラがアンダーステアに悩まされてポジションをふたつ落とし、続くSS11では2番手のティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)がディッチにはまりタイムロス、総合8番手まで順位を落としてしまう。SS13ではラトバラが3番手のラッピをかわしてポジションアップに成功している。この段階で上位5台はタナク、オジエ、ラトバラ、ラッピ、シトロエンのクレイグ・ブリーンというオーダーとなった。

CITROEN

ラリーが動いたのはSS16、名物ステージのスイートラム2走目だった。スタートから3.7km地点でタナクがストップ。タナクのヤリスWRCはラジエターを破損し、それ以降の走行を断念することとなった。これでそれぞれ順位が繰り上がり、オジエがラリーリーダの座に。その後は上位陣に順位の変動はなく、SS18までを終えている。

競技最終日はSS19〜SS23の5SS、55.64km。走行距離は短いが、首位オジエとの差は2番手ラトバラが4.4秒、3番手ラッピが11.8秒、4番手ブリーンが13.5秒と接近しているため、まだまだ順位変動が起きる可能性もある。また、本日リタイアを喫したタナクは車両のダメージを検証して再出走に臨むかどうかを決めるという。変則的にSS20がパワーステージとして設定されている点にも注目だ。オープニングのSS19は日本時間の10月7日15時22分スタート。

HYUNDAI

ラリーGB デイ3の結果
1. セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(フォード・フィエスタWRC) 2:31:22.5
2. ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ(トヨタ・ヤリスWRC) +4.4
3. エサペッカ・ラッピ/マルティン・ヤルベオヤ(トヨタ・ヤリスWRC) +11.8
4. クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン(シトロエンC3 WRC) +13.5
5. マッズ・オストベルグ/トルステイン・エリクセン(シトロエンC3 WRC) +34.1
6. アンドレアス・ミケルセン/アンデルス・ヤーゲル(ヒュンダイi20クーペWRC) +36.5
7. ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル(ヒュンダイi20クーペWRC) +45.4
8. ティエリー・ヌービル/ニコラ・ジルスール(ヒュンダイi20クーペWRC) +55.5
9. カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルッツネン(シュコダ・ファビアR5) +7:30.8
10. ポンタス・ティデマンド/ヨナス・アンダーソン(シュコダ・ファビアR5) +8:33.9



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