IRCズリン デイ2:事故で中断、ハンニネンが優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

IRCズリン デイ2:事故で中断、ハンニネンが優勝

 

IRC第9戦ズリンはデイ2のSS13で、コースオフしたマシンに観客が巻き込まれ死亡する事故が発生したため、主催者は以降のSSをキャンセル。SS13の時点で首位に立っていたユホ・ハンニネンが勝者となった。

バルムチェコラリーズリンのデイ2は、3SSを2回ループする設定。初日を首位で折り返したユホ・ハンニネン(シュコダファビアS2000)はシュコダUKのチームメイト、ヤン・コペッキーと激戦を展開。しかしこの日3本目のSSでハンニネンが10秒以上も引き離す激走を見せて、その差を16.2秒と引き離す。一方のコペッキーは、SS13でエンジントラブルが発生し、リタイアとなってしまった。

「本当にプッシュしたよ。誓ってもいい」というハンニネンは、これでIRC開催6年の中で最高記録となる通算11勝目をマーク。「ヤンに何が起こったのか分からないが、あのSSのスタートから数kmのところで、彼のマシンがコース脇に止まっていた。何かテクニカルなトラブルのようだった。この2日間は激しいバトルが続いていたので、その後はリズムを立て直すのに苦労したよ」

2位には、チェコの強豪、ロマン・クレスタ。SS1でベストタイムをマークしたトマス・コストカが3位に入った他、シュコダファビアS2000がトップ6を独占し、母国チェコでの強さを見せつけた。

IRC王者のアンドレアス・ミケルセンは、この日最初のステージで2度のパンクに見舞われ総合10位まで後退。SS13では8位まで追い上げていた。
「ジャンクションで少し膨らみすぎて、縁石にヒットしてしまった。停車してパンクしたタイヤを交換したが、もう1本パンクしていたことには気づかず、また止まらなくてはならなかった」

プロダクションカップでは、SS5で首位に立ったアンドレアス・エイグナー(スバルWRX STI R4)が今季3勝目をマークしたほか、総合でも7位に食い込む快走でシリーズリードを広げた。新井敏弘が2位に入り、スバル勢が1-2。2WDカップでは、SS10 まで首位につけていたロベルト・コンサニ(ルノーメガーヌRS)にエンジントラブルが発生。代わってチェコのヤン・チェルニー(ルノークリオR3)がカップ勝利を収めた。シリーズ争いでは、ズリンを欠場したハリー・ハントが首位を維持している。

なお、SS13でのアクシデントにより死亡した観客の遺族に対し、主催者は追悼の意を表した。



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