WRC第11戦フランス SS1はヌービルが制す – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRC第11戦フランス SS1はヌービルが制す

 

 WRC第11戦ラリー・ド・フランスは今年もアルザス地方、ストラスブールがホストタウンに選ばれた。王者セバスチャン・ローブの出身地であるアグノーでは今年も市街地SSが予定されている。チームメイトのミッコ・ヒルボネンよりもひとつ上の順位でフィニッシュすれば、その瞬間にWRC9連覇が決まる。

 そのローブはラリーウイークの前週「来シーズンは全戦には出場しない」と、セミリタイアの意志を表明。同時にWTCC(世界ツーリングカー選手権)への参戦を考えているとも発言した。ローブに対する注目度はいつも以上に高い。

 ラリーはターマック路が主体で、ブドウ畑の中を縫うようにして走る狭路や、スペインと似た中高速ワインディングロードなどバリエーション豊か。SSは全部で22本、その合計距離は404.14kmと去年よりも随分と長くなった。レイアウトや進行方向の変更などで、SS全体の約40%がリニューアルされた。

 10月4日(木)から行なわれたシェイクダウンでトップタイムを記録したのは、去年このラリーで2位に入ったダニ・ソルド(MINIジョン・クーパー・ワークスWRC)。以下、ヤリ-マティ・ラトバラ(フォード・フィエスタRS WRC)、ペター・ソルベルグ(フォード・フィエスタRS WRC)と続く。注目のローブは4位に沈んだ。

 シェイクダウン終了後のスーパーSSでは、降雨によって路面は非常に滑りやすく、多くの選手が「危ないステージだった」とペースを抑えるなか、シトロエン・ジュニアチームのティエリー・ヌービル(シトロエンDS3 WRC)がベストタイム。2位は0.8秒差でラトバラ、3位にはソルドとソルベルグ、そしてミッコ・ヒルボネン(シトロエンDS3 WRC)の3名がヌービルから1.3秒遅れの同タイムで並んだ。7位のローブは「ここでリスクを犯す必要はない」と余裕の表情。WRC9連覇達成に向けてゆるやかなスタートをきった。

 今回は、地元アルザス出身のWTCC(世界ツーリングカー選手権)王者、イバン・ミューラーと、2010年のル・マン24時間ウイナーのロマン・デュマがMINIジョン・クーパー・ワークスWRCで出場。ミューラーは「あまりフィーリングが良くなかったので攻めなかった」と26番手タイム、デュマは14番手タイムだった。



ワールドラリーカレンダー2018
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