全日本ラリー丹後:4年ぶりに丹後で開催、JN6トップ6が激突 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー丹後:4年ぶりに丹後で開催、JN6トップ6が激突

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2018年全日本ラリー選手権第3戦「NISSIN Rally丹後2018 Supported by Sammy」が、4月27~29日の日程で京都府京丹後市を舞台に開催される。トップカテゴリーのJN6は、前戦唐津で同イベント連勝を続けてきた勝田範彦が初日に失速。奴田原文雄がシーズン初勝利を記録した。4年ぶりの丹後開催となる今回、JN6にはポイントランキング上位6名がすべて顔を揃えることになった。

開幕戦嬬恋で2位、第2戦唐津では3位と連続表彰台の柳澤宏至が、現在JN6のポイントリーダーにつける。
「このラリーは区間によって道幅や路面の状況が変わるので、その攻略が鍵になります。攻めるところ、抑えるところ、メリハリを付けた走りが必要になるでしょう。丹後を走るのは2013年以来ですが、道がかなり綺麗になっている印象です。水が出ている場所もあるので、どこまで攻められるのか見極めが必要です。とりあえずポイントリーダーに立っていますが、グラベルにうまくつなげられるように頑張ります」と、栁澤は慎重に言葉を選ぶ。

ランキング2番手は開幕戦の勝者である鎌田卓麻。3番手には第2戦唐津で勝った奴田原。丹後で連勝し、選手権を有利に進めたいところだろう。

Takuto Nishio

「ここでも前回のようにうまくラリーを進めていきたいですね。でも、天気が崩れることはなさそうですし、今回はダンロップ勢が強いかもしれません。コースはこれまで使っていなかった道もあって、思っていたよりも難しい印象がありました。4年ぶりの丹後なので、一部のステージは重複していますが、かなり新しくなっています。逆走もありますし、ほとんどのドライバーにとって新しいラリーに感じるかもしれません。とにかくミスのない走りを心がけます」と、奴田原はコメントした。

ランキング4番手は若狭で開催された昨年のイベントで、JN6初勝利を手にした福永修。5番手は、唐津では奴田原との首位争いの末、2位を獲得した新井敏弘。この丹後に向けて、新井はマシンのセッティングを大幅に変更したという。

Takuto Nishio

「今回はセッティングを極端に変えてきました。唐津はあまりにもマシンが曲がらなかったので、ある程度曲がる仕様にしてきました。実際にステージを走ってみて、どうなのかですね。走り方も変える必要があるでしょう。どこが勝負どころになるのかも、ステージを走って見ないと分からないですね」

勝利を計算していた得意の唐津で6位に終わり、ポイントランキングでも6番手に沈んでいる勝田は、丹後での挽回を誓う。

Takuto Nishio

「唐津は僕のタイヤ選択ミスでした。天気予報では晴れるはずだったのに、まさか……という感じでした。走り終わったタイミングで日が出てきましたからね。本当に悔しかったです(笑)。丹後は他のターマックのように危ない箇所はあまりありません。でも、ワイドな高速セクションから、狭い箇所へとリズムが変わるところがあるので、その辺りはしっかりと気をつけたいです。もちろん優勝を狙います」

「今シーズンはこの中の誰が勝ってもおかしくないし、見ていて面白いはず」と、新井は肩をすくめる。”予想外”の展開が次々と起こる2018年シーズンのJN6。ラリーは金曜日に京丹後市役所前で行われたセレモニアルスタートに続き、28日土曜日から本格的なバトルの火蓋が切って落とされる。

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