C3 R5を実戦投入させたマトン「完成度の高いマシンを届けたい」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

C3 R5を実戦投入させたマトン「完成度の高いマシンを届けたい」

©CITROEN / @World

フランスラリー選手権最終戦ラリーデュバールに、開発中のシトロエンC3 R5を0カーデビューさせたシトロエン・レーシング。チーム代表のイブ・マトンは、ドライバーを務めたヨアン・ボナートがトラブルなしで14SSを走り切ったことに満足を見せた。

「フランス選手権で見事なシーズンを送ったヨアン・ボナートに、C3 R5の公での初めての披露を任せるのは当然のことだった」とマトン。
「カモフラージュのカラーリングから、美しいデザインのカラーリングになったことで、大勢のファンからは大喝采を浴びたよ。多くのカスタマーからも問い合わせが相次いでいる。3日間の実戦環境でのテストで、確信を得たこともあり、直近の開発セッションで学んだことの積み重ねをすることもできた。またひとつ重要なステップに達し、テクニカルチームはこの方向で、完成度の高い製品をカスタマーに届けるよう努力を続けていく」

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カスタマーレーシング車両の開発ディレクター、ピエール・ブダールは「今回のラリーデュバールへの投入は、技術面からも非常に喜ばしい内容だった」とコメントした。
「信頼性にはまったく問題はなく、落ち着いて様々なセットアップの作業を行うことができ、スムースな場所や荒れている場所もある道にマシンを合わせていった。変わりやすいコンディションと実戦環境のおかげで、様々な点に確信を持てるテストを行うことができた。他のR5マシンと比較してのマシンパフォーマンスの第一印象も、ポジティブだ」

ドライバーを務めたヨアン・ボナートは「競技という点ではプレッシャーはなく、この週末はC3 R5のドライビングを心から楽しめた」とコメント。

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「すでに完成度は高く、ラリーデュバールに設定される様々なコンディションの道で、いろいろなセットアップを試すことができた。マシンはそれぞれの変更にも安定して反応した。カスタマーレーシングのマシンとして、非常に重要なポイントだ。この週末、シトロエン・レーシングからこのマシンのドライバーに選んでもらえたことを心から誇りに思うし、C3 R5のテストに戻るのが待ち切れないよ!」



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