WRCフィンランド:勝田貴元「高いレベルの中で経験をさらに積み上げたい」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフィンランド:勝田貴元「高いレベルの中で経験をさらに積み上げたい」

©Naoki Kobayashi

トヨタの若手ラリードライバー育成プログラムである「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラム」から、フォード・フィエスタR5で今シーズンのWRC2に参戦する勝田貴元。今シーズンのWRC2では参戦した全ラリーでフィニッシュし、さらに先日のラリーサルディニアでは、自身最高位となる3位表彰台も獲得した。今シーズン、着実に成長を見せてきた勝田が2度目のラリーフィンランドに挑む。

「フィンランドはポルトガルやサルディニアとは違った緊張感もあります。でも、すごく楽しみです。先週末に行われたテストでは80kmくらい走りました。それほど長い距離ではありませんが、セッティングを色々と試せましたし、いいフィーリングをつかめたと思います。昨年のイベントにも出ていますが、ペースノートのシステムを完全に変えたので、新しくゼロから作り直しました」

今シーズン、フィンランドにおいてレッキトレーニングを繰り返したという勝田。自身のペースノートへの理解度もかなり深まったという。

「ペースノートに関してはトレーニングの成果がしっかり出ています。あとは実際にステージを走って、どうなるかですね。フィンランドの高速でワイドな道と比べると、サルディニアやポルトガルは狭くてルーズでした。走行中に集中すべき点も少し違います。危険な岩などが出ていることがそれほど多くないので、フィンランドはよりスピードを意識して走ることができます。まだ改善すべきことはありますが、今回も課題をあぶり出して、次につなげていきたいです」

WRC2で表彰台に上がる経験もしている勝田だが、分かりやすい結果よりも確実に経験を積み上げることが重要だと強調する。

「前回のサルディニアに関しては、WRC2のエントリー台数が今回のフィンランドほど多くありませんでした。今回の方がかなりレベルは高い。もちろん自分が彼らの中でどのくらいの位置にいけるのか、確かめたいという思いはあります。でも、焦って今まで積み上げてきたものを無駄にしたくない。今回もしっかり完走して、さらに経験値を積み上げていきたいです。プッシュしすぎて壊さないように、まずは完走を目指します」



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