WRCポーランド:競技2日目はヒュンダイのヌービルがリード – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポーランド:競技2日目はヒュンダイのヌービルがリード

©HYUNDAI

WRC第8戦ポーランドは、6月30日に競技2日目が開催された。トップ3による熾烈なバトルが展開され、総合首位はヒュンダイのティエリー・ヌービル。2番手にはMスポーツのオット・タナク、3番手にはトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラがつける展開となった。

M-SPORT

雨中のバトルとなったこの日行われたのは、SS2〜SS10の9SS。SS距離は116.16km。最初のステージとなるSS2でベストタイムをマークしたのはヌービル。ヌービルはシェイクダウンでも好調ぶりをみせており、このままラリーをリードするかに思われたが、そこにトヨタのラトバラが立ちはだかった。ラトバラはSS3で一番時計をたたき出しそのまま総合首位に。続くSS4でもベストタイムで、総合2番手のタナクに3.7秒のリードを築いている。

SS4までを終えた段階で、トップ4台(ラトバラ、タナク、セバスチャン・オジエ、ヌービル)とそれ以降の間には25秒近いギャップがあり、ラリーの主導権はこの4台によって争われることが明確になった。また、このSS4ではトヨタのエサペッカ・ラッピがメカニカルトラブルで戦線離脱している。午前中最後のSS5ではヌービルが制し、総合2番手に浮上した。ラトバラの首位は変わらず。

TOYOTA

サービスを挟んで午後のSS6は安全上の問題でキャンセル。スケジュールより遅れてスタートしたSS7では、今回初めて17年型WRカーを駆って出場したMスポーツのテーム・スニネンがベストタイムを刻んでみせた。このSSでは、轍にたまった水によって思うような走りができなかったオジエが大きくタイムロス、SS11番手/総合4番手に沈んだ。オジエは続くSS8でも10番手タイムとふるわず、このSSで総合首位に立ったタナクから27秒遅れに。

逆にタナク、ラトバラ、ヌービルのトップ3は大きく接近。タナクと2番手ラトバラは1.0秒、ラトバラと3番手ヌービルは0.7秒となり、にわかに緊迫感が増してきた。SS5の再走ステージとなるSS9ではヌービルがベストタイム。総合2番手のタナクに1.5秒差をつけ、総合首位を取り返した。

CITROEN

この日最後のスーパーSSは前日と同じくMスポーツのエルフィン・エバンスが制した。上位陣の順位に変動はなく、ヌービル、タナク、ラトバラの3人が明日以降も首位争いを展開していきそうだ。ヌービルから35.1秒離れた4番手にオジエ、以降ヒュンダイのヘイデン・パッドン、ダニ・ソルドが続き、7番手にスニネン、8番手には34番手から這い上がったトヨタのユホ・ハンニネンという順位。シトロエン勢最上位は9番手のステファン・ルフェーブルとなっている。

競技3日目も、4カ所のSSを2度走行し、ミコワイキ・アリーナでのスーパーSSを行う計9SS。SS距離は150.82kmと勝負の1日になるはずだ。SS12/16がラリー最長ステージ(24.28km)となっているが、20kmに満たないSSが多く、僅差のバトルが予想される。

オープニングステージとなるSS11は、日本時間の7月1日15時08分にスタートする。

WRCポーランドSS10終了後リザルト
1. ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) 56:21.2
2. オット・タナク(フォード・フィエスタ WRC) +1.3
3. ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +6.6
4. セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC) +35.1
5. ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC) +39.6
6. ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC) +51.7
7. テーム・スニネン(フォード・フィエスタ WRC) +1:11.0
8. ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC) +1:28.9
9. ステファン・ルフェーブル(シトロエンC3 WRC) +1:37.0
10. マッズ・オストベルグ(フォード・フィエスタ WRC) +1:42.7

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