全日本ラリー高山:デイ1で優勝候補が続々姿を消す – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー高山:デイ1で優勝候補が続々姿を消す

 

 全日本ラリー第8戦、「M.C.S.C.第41回ラリー・ハイランドマスターズ2013」が10月12日、岐阜県高山市を舞台に開幕した。SS総距離82.52kmで争われる今回のラリーは、初日に6.16kmの駄吉下り、5.54kmの大山線、牛牧上り8.52kmをそれぞれ2ループする合計6本、40.44kmのスペシャルステージ(SS)が設定されている。

 午前中が快晴、午後から曇りと初日は天候に恵まれたが、大会前日深夜に強く降った雨と強風の影響により、ステージの一部にはウエット路面が残り、落ち葉が堆積しているという荒れた状態だ。初日は、このウエット路面が明暗を分ける結果となった。

 チャンピオン争いが激化しているJN4クラスは、シリーズポイントトップの奴田原文雄(三菱ランサーエボリューションⅩ)が、SS1の駄吉下りのウエット路面でコントロール不能となりクラッシュしてしまうという波乱の幕開けとなった。このSS1でベストタイムをマークした勝田範彦(スバル・インプレッサSTI)は、その後も初日すべてのSSでベストタイムをマーク。2位の高山仁(スバル・インプレッサSTI)に27.1秒の差を付け、初日を折り返した。また、昨年の中部・近畿地区チャンピオンの横嶋久(スバル・インプレッサSTI)が高山から50.8秒差で3位に付け、横嶋から2.2秒差で徳尾慶太郎(三菱ランサーエボリューションⅩ)、さらに徳尾から13.8秒差で吉澤哲也(三菱ランサーエボリューションⅩ)、吉澤から13.8秒差で今井聡(三菱ランサーエボリューションⅨ)と、3位争いは熾烈な戦いの様相となった。なお、SS1でクラッシュした奴田原は、サービスでのマシン修復が不可能と判断したためデイ1でリタイアとなり、この時点でJN4クラスのチャンピオン争いは最終戦新城に持ち越しとなった。

 JN3クラスは、シリーズポイントトップの横尾芳則(トヨタ86)がSS1からSS6まで6連続ベストタイムを獲得。2位の山口清司(トヨタ・カローラレビン)に22.8秒差をつけ初日を折り返す。また、横尾と同じくトヨタ86を駆る曽根崇仁が山口から1.3秒差の3位というポジション。横尾とJN3クラスチャンピオンを競う香川秀樹(ホンダ・インテグラ・タイプR)は、トップの横尾から52秒差の4位と出遅れた。今回のラリーで横尾が3位以上入賞を条件に香川よりも1.5点差以上のポイントを獲得した場合、横尾のシリーズチャンピオンが決定する。

 JN2クラスは、前戦のラリー北海道でJN2クラスチャンピオンを決めた川名賢(トヨタ・ヴィッツRS)がSS1でドライブシャフトを折損しデイ離脱という結果に。トップは、6本中4本のSSでベストタイムをマークした天野智之(トヨタ・ヴィッツRS G’s)、5.8秒差の2位は第5戦群馬以来の出場となる石田雅之(トヨタ・ヴィッツRS)。3位には石田から41.9秒差で若手の加藤辰弥がつけている。

 松岡竜也と鷲尾俊一のダイハツ・ストーリア勢がチャンピオンを競うJN1クラスは、中村晃規と難波巧のRX-8勢が1.6秒差で1位、2位を分けるという接戦となった。また、トップから2分以上の差をつけられたものの、シリーズポイントトップの松岡が3位、その松岡から4.0秒差で鷲尾が4位と、優勝争いとともにシリーズチャンピオン争いも激化している。

 2日目は、10月13日午前6:30に先頭車がスタート。SS総距離42.08km、4本のSSで競われる。



ワールドラリーカレンダー2018
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