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ブライアン・ブフィエがERC参戦、タイトルを視野に

©ERC / Jorge Cunha / DPPI

フランスのベテラン、ブライアン・ブフィエが、今季のヨーロッパラリー選手権(ERC)にタイトル獲得を視野に参戦するプログラムを確定させた。ジェミニ・クリニック・ラリーチームからフォード・フィエスタR5で、まずは5月4‐6日に開催されるラリー・イズラス・カナリアス(グラベル)に開始する。コ・ドライバーには、経験豊富なデニス・ジロウデを迎える。

これまでフランスタイトル1回、ポーランドタイトル3回、ERCではイベント3勝を収めているブフィエは、スポット参戦だった昨年のERCではシリーズ4位、2013年にはシリーズ2位まで食い込んでおり、今季はタイトルを狙い、6戦の参戦を目指す。

ERC / Richard Puyane / DPPI

「タイトルを目指して戦うのは、いいものだ」と語るブフィエは、現在38歳。
「昨年の競技レベルはそれほどよくはなかったが、今年は非常に高く、メディア露出も充実している。今季は素晴らしい機会を得たので、チームと一丸となって、選手権上位を目指していきたい。チャレンジが大きいほど、モチベーションも高まるので、誰よりも速くいられるよう自分を追い込んでいく」

カナリアス以降の参戦プログラムはまだ明らかになってはいないが、6月のグラベル戦キプロス、オールターマックのポーランド、8月のチェコ、9月のイタリア、最終戦の高速グラベル、ラトビア戦が挙がっているようだ。

「カナリアスは2011年に走ったことがあり、リザルトはよくなかったが、素晴らしいラリーだったことを覚えている」とブフィエ。
「グランカナリアは大きな島ではないが、ステージには大勢の観客がいて、天気もよかった。自分はターマックの経験の方が多いことは事実だが、グラベルでもいいリザルトが出せる手応えを感じている。最後にグラベルラリーに出たのは2014年だから、練習は必要だけどね」

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