WRCオーストラリア:初日はミケルセンがトップ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCオーストラリア:初日はミケルセンがトップ

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WRC最終戦オーストラリアは初日のSS11までを終えて、フォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセンがトップに立っている。総合2番手はチームメイトのセバスチャン・オジエ、3番手はヒュンダイのティエリー・ヌービルがつけた。

VOLKSWAGEN

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2016年シーズンもいよいよ最終戦。オーストラリア東海岸のコフスハーバーを中心に行われるラリーは初日に11SS、総SS距離120.61kmを走行する。SS1を制したのはドライバーズランキング2位を狙うミケルセン。チームメイトのヤリ‐マティ・ラトバラはこのSS1で左リヤサスペンションを破損し大きくタイムロスを喫し、早々に勝負権を失ってしまった。ラトバラは応急処置を施しラリーを続行、SS5までをなんとか走り切ってサービスでマシンを修復し、午後のステージに臨むこととなった。

HYUNDAI

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SS2は隣国ニュージーランド出身のヘイデン・パッドン(ヒュンダイ)がベストタイムをたたき出し首位に。ミケルセンは動じることなく、SS3〜6まで4連続ベストでパッドンを突き放すことに成功、SS6終了時点で2番手のパッドンに16.4秒差をつけていた。SS7ではヒュンダイのティエリー・ヌービルがこの日初めての一番時計を獲得するが、SS8〜11までオジエが貫録の4連続ベスト。SS9の段階でオジエはミケルセンに続く総合2番手に浮上、SS11までを終えて15.4秒差でミケルセンを追いかける格好だ。

M-SPORT

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ラリー2日目はSS12〜SS18の7SSを走行する。勝負どころとなるのはオープニングステージ、ラリー最長の50.80kmを誇るSS12/15の『Nambucca』。首位で逃げを打ちたいミケルセンからすれば、オジエ、ヌービルよりも有利な条件で走ることのできるこの日が最大の山場となる。SS12は日本時間の6:28スタート予定。

順位ドライバーマシンタイム/差
1アンドレアス・ミケルセンフォルクスワーゲン・ポロR WRC57:16.7
2セバスチャン・オジエフォルクスワーゲン・ポロR WRC+15.4
3ティエリー・ヌービルヒュンダイ i20 WRC+22.5
4ヘイデン・パッドンヒュンダイ i20 WRC+23.7
5マッズ・オストベルグフォード・フィエスタRS WRC+38.8
6エリック・カミリフォード・フィエスタRS WRC+46.6
7ダニ・ソルドヒュンダイ i20 WRC+50.2
8オット・タナクフォード・フィエスタRS WRC+1:30.6
9エサペッカ・ラッピシュコダ・ファビアR5+2:20.3
10ロレンツォ・ベルテッリフォード・フィエスタRS WRC+2:24.7


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