APRC豪戦、ワイルドの相棒に新井の元コ・ドラ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

APRC豪戦、ワイルドの相棒に新井の元コ・ドラ

 

 APRC第3戦インターナショナル・ラリー・オブ・クイーンズランドは、6月20日の開幕に先駆け、エントリーリストを発行した。

 APRC部門には13台がエントリー。昨年王者のガウラブ・ギルと、チームMRFのチームメイトで、昨年のERC王者から今季はAPRCで選手権リーダーに立っているヤン・コペッキー(いずれもシュコダ・ファビアS2000)に、それぞれカーNo1,2が与えられた。No3は、地元オーストラリアの強豪、マーク・ペダー(三菱ランサーエボリューションX)。

 オーストラリアからは今季、トム・ワイルドがオーストラリア国内選手権規定であるG2仕様(APRCでも参加が可能)のルノー・クリオでAPRCにフル参戦しているが、前任コ・ドライバーのビル・ヘイズが引退を決めたことに伴い、今回はアンソニー・マクローリンを迎える。

 ヘイズはアリスター・マクレーとコンビを組んで2011年にAPRCタイトルを獲得した後、昨年はワイルドとオーストラリア国内選手権に参戦。今季も序盤の2戦をワイルドと組んでいたが、その時点で今季の参戦は長く続ける予定にないことを双方で確認していたという。ヘイズは今後、西オーストラリア州で展開しているラリースクールのビジネスに専念する。

 マクローリンは、APRC戦が開催されるクイーンズランド出身。昨年は新井敏弘と共にラリー北海道にも参戦している。今回はスポット参戦でワイルドに迎えられたが、第4戦以降のコンビも検討中とのことだ。
 
 今回のエントリーリストにはこの他に、現在選手権3位と大健闘しているマイケル・ヤング(プロトン・サトリアネオ、クスコレーシング)もエントリー。スポット参戦組では、WRCのラリーアカデミーに参戦経験があり、今季はオーストラリア国内選手権の他、米国ラリー選手権にも挑戦しているブレンダン・リーブスが、G2仕様のマツダ2(日本名デミオ)でエントリー。日本からは、APRCオーストラリア戦の常連、増村淳(三菱ランサーエボリューションX)が今年も名を連ねている。



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