ミシュラン、ウエット舗装用の第2世代タイヤをWRCドイツから投入 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ミシュラン、ウエット舗装用の第2世代タイヤをWRCドイツから投入

©WRC.com

ミシュランは、8月18‐21日に開催されるWRCドイツ(ターマック)から、安全戦を向上させたウエット用舗装タイヤ、パイロット・スポーツFW2(フル・ウエット2)を投入する。

ミシュランのウエット用タイヤの第2世代となるこのバージョンの特徴は、深く掘り込んだ溝と、左右対称の18インチのトレッドパターン。サイドには水を飛ばすための排水ラインも施されている。これにより、ストレートでもコーナーでも、グリップとトラクションが向上するという。

ミシュランのWRCプログラムマネージャー、ジャック・モレリは「FW2のクリアランス性能は、H5やS5から、さらに向上されている」と説明する。
「H5、S5のトレッドよりもナローで溝が深いため、豪雨での接触面は倍増される」

この新タイヤは、コンディションが荒れている時のみの使用を前提としており、チームが使用できる本数は1戦につき1台当たり8本までと制限される。ターマック戦のみの使用に限定され、今季はラリードイツの他、ラリーチャイナ、ラリーフランス、グラベルと舗装のデイがミックスされるラリースペインで用意される。



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