ペナルティのミーク、「カットのアプローチが速すぎた」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ペナルティのミーク、「カットのアプローチが速すぎた」

 

 9月13日に走行が行われたラリーオーストラリア、デイ2のSS10は、今イベント最初のテレビ中継ステージとなったが、ここで、シトロエンのクリス・ミークがフィニッシュ直前の左コーナーに入る前にコースを外れ、草地の中を走ってまたコースに復帰する模様が映し出された。

 スチュワードはミークとコ・ドライバーのポール・ネーグル、チームマネージャーのマレク・ナオレッキを召喚し、聞き取りを行った。

 スチュワードに対しミークは、昨年と同じようにコーナーをカットしようとしてはいたが、今回はアプローチが速すぎて、予定よりも大きなカットになってしまったと説明した。

 またミークは、コーナーのイン側に人がいなかったことは確認できていたし、このことでタイム面でのアドバンテージもないと思っていたとも語ったという。結果的にこうなったことに対し謝意を表し、ルールから外れていたことにも気付いたと付け加えた。

 主催者は、イベント前にブルテンを発行し、コーナーをカットできそうなポイントが昨年とは異なっていることをコンペティターに伝えており、さらにステージスタート直前にも、スタートラインでオフィシャルから口頭でそのことが伝えられていたという。

 スチュワードはミークに対し、この日最終セクションとなるセクション6で総合順位をひとつ後退させると共に、1分1秒のタイムペナルティを科した。これでミークは総合4位から5位に後退。ミークはこの日、フォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセンと一進一退の3位争いを繰り広げていた。総合4位にには、Mスポーツのミッコ・ヒルボネンが浮上したが、デイ2を終えてヒルボネンとミークの差は、わずか0.6秒。



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