ミークとルフェーブル、モンテカルロに参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ミークとルフェーブル、モンテカルロに参戦

©ABU DHABI TOTAL WRT

アブダビ・トタル・ワールドラリーチームは、2016年WRCの開幕戦ラリーモンテカルロに、クリス・ミークとステファン・ルフェーブル、2台のDS 3 WRCをエントリーさせる。プリペアはPHスポールが担当。

チームは、シトロエン・レーシングが2017年にWRC復帰するまで、経験を積み続けるためのつなぎ役として2016年のスポット参戦を担う。ドライバーはミーク、ルフェーブルの他、クレイグ・ブリーン、ハリッド・アルカシミを起用する場合もあり、状況に応じて1〜3台をエントリーさせるという。スウェーデンではミーク、アルカシミ、ブリーンの3台を投入。ブリーンは、DS 3 WRCでの実戦はこれが初めてとなる。

アブダビ・レーシングのチェアマンであるアルカシミは「シトロエンとの3年間に渡るパートナーシップが成功に終わり、WRCへの参加を続けたいと思った」とコメント。

「これはシトロエン・レーシング公認のプログラムであり、PHスポールからの支援を受ける。エースドライバーであるクリスは数戦に参戦するが、最優先案件はシトロエン・レーシングでの開発作業となる。また、PSAプジョー・シトロエングループの才能ある若手のために機会を与える事も目指している。経験豊富なチームからの支援を受ける事で、若手たちも自分の経験を伸ばし、実力を発揮させることができる」

シトロエン残留を決断したミークは「2016年にも何戦かは確実に走れるようになることは、自分の将来を決める上でとても重要だった」とコメント。

「だから、アブダビ、トタル、その他のパートナーに、とてもいい条件での参戦を実現してくれたことを感謝している。このプログラムを通してWRCに参戦する自分の感覚を維持することができる。そういう点では、予想不可能でどのイベントよりも経験が重要となるモンテカルロに参戦することは欠かせないと思った。この緒戦に向けてのプレイベントテストでマシンに乗る日が待ち切れないよ」



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