選手権登録不在のアジアカップ復帰インド戦はギルが総合V – RALLYPLUS.NET ラリープラス

選手権登録不在のアジアカップ復帰インド戦はギルが総合V

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アジアカップ単独開催でAPRCに部分復帰を果たしたインド戦、コーヒー・デイ・インディアラリーが12月11−13日、インド南西部のチクマガルールで開催された。インド国内選手権併催となったこのイベントでは、2013年のAPRCチャンピオン、ガウラブ・ギルが、インドの自動車メーカー、マヒンドラのクロスオーバー、アドベンチャーXUV500で参戦し、総合優勝を飾った。FIA格式のアジアカップ部門では、三菱ランサーエボリューションVIIIで参戦したマイソレアン・ウルスがトップフィニッシュを飾り、インドタイトルも獲得した。

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なお、このインド戦にはシリーズ登録選手のエントリーがなかったため、この時点でアジアカップのタイトルは、今季が海外ラリー活動初の挑戦となる高山仁が獲得している。

主軸を置くAPRCではリタイアが続き、総合タイトル、アジアカップタイトルも逃していたギルだが、母国インド戦では敵なしの強さを見せた。ギルの国内戦勝利は、今季2勝目だが、国内戦タイトルの防衛にもポイントが足りなかった。

「リタイアが多く、ベストのシーズンとは言えなかった。もちろん、国内タイトルを逃したことは残念だが、いい形でシーズンを終えることができて気分はいいよ」と語るギルは、3デイイベントのこのイベントで、総合2位のウルスに15.5秒差をつけての勝利。
「昨日は、メカニカルトラブルで40秒近くをロスしたが、リードを守ることができた」



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