ダカールラリー初日は前王者の遅れで波乱 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ダカールラリー初日は前王者の遅れで波乱

 

1月3日のセレモニアルスタートを経て、4日に本格的な競技が始まったダカールラリー2015年大会。

初日のステージはアルゼンチンのブエノスアイレスから、WRCアルゼンチンラウンドの拠点としてもなじみの深いカルロス・パスまでの833km。うち4輪部門の競技区間は170km(カミオン、2輪、クワッドは175km)となる。

初日のステージを終えて4輪部門のトップはMINIのオーランド・テラノバ。2番手はハマーHSTのロビー・ゴードン、3番手にはトヨタ・ハイラックスのジニール・ドゥビリエ。注目のプジョー軍団は、カルロス・サインツが8番手、ステファン・ペテランセルが10番手、シリル・デプレは33番手にそれぞれつけている。

このステージでは前回大会の勝者であるMINIのナニ・ロマは競技区間スタート後、数kmでストップ。ペナルティも含め最終的に7時間25分以上の遅れを喫してしまい、初日にして4輪部門の最下位に。これでロマはチームメイトのサポート役を担いながら走行することとなる。

日本勢はトヨタ・チーム・ランドクルーザーの2台は三橋淳が総合44番手、ニコラ・ジボンが総合42番手で、市販車ディーゼルクラスで1-2体制を築いている。日野チームスガワラも菅原義正がカミオン部門の総合30番手、照仁が同総合23番手。

5日の競技2日目はアンデス山脈に向かって西進、サンフアンまで移動する。2輪、クワッド、4輪はそれぞれ計625km、うち競技区間518kmとハードな展開に。カミオン部門は計646km、うち競技区間331kmとなる。



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