【ペター・ソルベルグのWorldRXプレビュー】フランス・ロエアック – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【ペター・ソルベルグのWorldRXプレビュー】フランス・ロエアック

©PSRX

今季4勝をマークしシリーズリーダーに立つペター。でも英国リッデンヒル戦以来、勝利から遠ざかり、大観衆が待つ母国ノルウェーではファイナル進出も逃すなど、ここ数戦は厳しい戦況が続いている。不屈の男・ペターがこんな時、奮起するために没頭したことは!?

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ペター、今の気分はジェームス・ボンド!?

ボンド。ジェームス・ボンド。
僕は、この言葉が大好きなんだ。

世界でジェームス・ボンドを知らない人はいない。とてもいい人で、最高の仕事をする。

でも、これからはボンドも少しワルにならなくてはね。仕事を完遂するために、手を汚す事も必要になってくる。そしてさらに磨きをかける。難なく仕事をこなすと同時に、すごく苦労してタフに挑んでやり遂げることだって彼には可能だ。

それでも最後には、混乱の中でもボンドは笑みを見せる事になる。僕は最近、007シリーズをたくさん観ているんだ。

PSRXのエンジニアはQよりも賢明だから、僕らのスーパーカーも最高のレースに向けて準備は整っている。ボンドがパリの通りをルノー11で駆け抜けたように。アンドレアス・バックラッドやティミー・ハンセンがどれほどの脅威になるか想像しようと、007「美しき獲物たち」でも美しき暗殺者のメイ・デイは結局は何もできなかった。

そう、デイ は対決では勝ったかもしれないけど、戦い全体を制したのはボンドなんだ。

母国ノルウェーでのラウンドが残念な結果になり、Mと僕は、世界RX以外の作業をすべてストップさせた。もはや、世界だけじゃ物足りない。僕は「ゴールデン・アイ」を手に入れて、「リビング・デイライツ」に打ち勝つんだ!

まじめな話、僕は真剣に立ち向かっていく。いま、戦い方が少し変わってきていることは、ハッキリ自覚している。小突くのも、ねじ込むのもアリだ。だから、僕はこの数週間、自分の戦い方について考えた。これからは、もっと激しく行くって。

そして、フランスはまさに最適な場所。ロエアックは今シーズンの中でも最高のコースだし、最もナチュラルなサーキットだ。いい感じでスピードが乗るし、ハードにプッシュしたりアタックするにも、もってこいの場所だ。特にジョーカーラップはすごく速さが出るし、ナイスなジャンプもある。昨年はフランスですごい声援をもらった。信じられないような光景だったよ。そして、あの大観衆の前で勝つ事は、とにかく最高の気分だった!

PSRX

PSRX

僕は3つめの世界タイトルを手に入れたい。その望みはまだ残っているし、これからはそれを手に入れるための戦いをしなくてはならないことも分かっている。準備は整っている。さあ、牙をむく時だ。

といっても、勘違いしないで欲しいんだけど「私を愛したスパイ」や「ムーンレイカー」に出てくるジョーズのことを言っているんじゃない。賢明になるよっていう話をしているんだ。そして忘れないで欲しいのは、ボンドにはどんな時でも、最高の仲間がいるってこと。メイ・デイだって彼の事を思っていたし、美しいセブリーヌだって待ちがいないよ。

さあ、気持ちを切り替えて、フランスだ。
バトルをかき回すぞ!

そういえば、僕のボンドガールは誰かな?

ロエアック(フランス)
距離: 1070m
最大コース幅: 16m
最小コース幅: 10m
ターマック: 33%
ダート 60%

ワールドラリーカレンダー2019