WRCドイツ:ディレクター陣コメント「これまで得た勝利よりも格段に感動的」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCドイツ:ディレクター陣コメント「これまで得た勝利よりも格段に感動的」

©VOLKSWAGEN

ラリードイツ、フィニッシュ後の各チームディレクター陣のコメント。未勝利の母国戦制覇という重圧に打ち勝ち、ついにドイツ戦初優勝をポディウム独占で決めたフォルクスワーゲン。カピート代表は、自分たちの仕事に誇りを持っていることを隠さなかった。(マニュファクチャラーズ選手権順位はドイツ終了時点、カッコ内は前戦からの比)

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
ヨースト・カピート(ディレクター)

マニュファクチャラーズ選手権首位(=)
「母国戦で1-2-3フィニッシュを決めるのは、もちろんとても特別なこと。しかし、世界ラリー選手権のこのラウンドで、我々がこれまで勝つことができなかったという歴史を思えば、これまで祝ってきたどの勝利よりも格段に感動的だ。いつものように、チームのスタッフ一人一人が揺るぎなくモチベーションを高めて、この偉業達成を意識して臨んできた。しかし、彼らは自分のハードルをさらに上げてきた。メカニック、エンジニア、ロジスティック担当、シェフ、フィジオセラピスト、ドクター、マネージャー、マーケティング、PR、誰もがこの勝利のために苦楽を経験してきた。だからこそ、特別なものなんだ。しかし、一番の賛辞はドライバー、コドライバーたちに贈りたい。本当に大きなプレッシャーに立ち向かい、計り知れないほどの期待に応え、見事な仕事をみせてくれた。フォルクスワーゲンの誰もが、自分たちが果たしたことに誇りを持っていると思う。もちろん、私もその一人だ」

HYUNDAI

HYUNDAI

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ミシェル・ナンダン(チーム代表)

マニュファクチャラーズ選手権2位(↑)
「ラリードイツでの目標は達成したので、結果にはとても満足している。ドライバーはいいパフォーマンスを見せてくれたし、チームも4台のマシンを揃ってフィニッシュさせることができた。うち2台はトップ5だ。選手権争いでも2位に返り咲いたので、この勢いと流れをこの先のラウンドにつなげていかなくてはならない。ダニとティエリーは非常にコンペティティブな内容だったが、賢明なアプローチでトップ5に食い込んだ。ヘイデンとケビンは、修業のための週末だった。マイナーなテクニカルトラブルにも対応する場面もあったが、全体的に両ドライバーにとって有意義な週末になったし、彼らのプロフェッショナリズムも賞賛できる。チームにとっての母国戦で、ポディウム争いはできなかったが、とても実りの多いイベントになった」

CITROEN

CITROEN

[シトロエン・レーシング ]
イブ・マトン(チーム代表)

マニュファクチャラーズ選手権3位(↓)
「クリス・ミークがターマックでもグラベルでもコンペティティブであることが、証明されたと思う。残念ながら、ミスが総合リザルトには大きく響いてしまった。リズムをつかんでいた最中の初日にかなりタイムをロスした後は、マッズ・オストベルグが、グリップをつかむのが難しいこのラリーでも中盤争いを展開した。DS 3 WRCでの初めてのラリーに挑んだステファン・ルフェーブルは、非常に印象的なラリーをした。周囲を驚かせることになるだろう。チームからの指示をよく聞き、リザルトは期待以上だった。SSタイムやスプリットも、非常に興味深い。これからも彼の成長を支えていく」

M-SPORT

M-SPORT

[Mスポーツ]
マルコム・ウィルソン(チーム代表)

マニュファクチャラーズ選手権4位(=)
「この週末はもう少しいい内容を期待していたと言ったほうが正解だと思うが、すべてが100%完璧には進まなかったし、コルシカに向けて取り組むこともできた。エルフィンはマシンでの自信を高めており、ペースもとてもいい。舗装路面での、彼とフィエスタには大きなポテンシャルがあることは間違いない。今回はセバスチャンとヤリマティが完全に掌握していたので、エルフィンが唯一、ステージベストを獲得できたことが、そのポテンシャルを証明している。次の舗装戦に向けて、準備しなくてはならないことが山ほどある。自分たちには速さがあることは分かっているので、後は週末を通してそれを確実に形にしていくだけだ」

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