【ラリプラ208GTi日記】シェイクダウンテスト無事終了!の巻 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【ラリプラ208GTi日記】シェイクダウンテスト無事終了!の巻

 

【ラリプラ208GTi日記】シェイクダウンテスト無事終了!の巻

前回の日記から1週間が過ぎましたが、ラリプラ208GTi号はどうなったのかというと……、あれよあれよの間に仕上がっちゃったどころか、4月1日には無事シェイクダウンテストも終了と、開幕に向けて着々と前進を続けています。ベース車両の入庫が遅れてしまい、これはひょっとしたら開幕戦はぶっつけ本番!? という不安もありましたが、これでひとまず安心です。メカニックのみなさん、不眠不休の作業が続いたことと思いますが、本当にありがとうございました。

このシェイクダウンテスト、もしここでトラブルや不具合が出てしまうと、次のステップに進むことが出来ません。ドライバーが不安なく全開できるマシンということを確認できてこそ、“速く走るため”のセッティングという次のステップへと駒を進めていけるわけです。ドライバーはもちろん、マシンを製作したメカニックにとっては、これから未来へ旅立つ我が子を見送るような気持ちでシェイクダウンの走りを見守っていたと思います。トラブルなくシェイクダウンテストを終えたことを、本当にうれしく思います。本当の意味でのスタートラインに立つことができました。

ラリプラプジョー208GTi、ここからどこまで速くなるのか、読者の皆さんもぜひ楽しみにしていてください。



シェイクダウンのドライバーは、炭山裕矢選手。メカニックと入念な打ち合わせを行い、各パーツの動作チェックを行います。

ノーマル状態でぎっしり状態のエンジンルーム。CUSCO ZERO-3Xの別タンクは、ストラット上部に「ここしかない!」というくらいのクリアランスで装着されていました。ちなみにLSDはクワイフ製を装着しています。マウント、ブッシュ類はすべてCUSCOのワンオフ試作品です。強化クラッチも、プジョー208GTi用のものがなかったのでCUSCOワンオフ品を作ってしまったそう。「無いものは、みんな作ってしまえ〜」ということだそうで、頼もしい限りです!

リヤショックの別タンクはタイヤハウス内に装着。

フロントブレーキキャリパーもCUSCOのワンオフ試作品です。こちらで勝手に“柳澤スペシャル”と命名させていただきました。柳澤選手、アクセルもブレーキもガンガン踏んじゃってください。

ステアリングはサベルト製のバックスキンタイプ。もともと小径のDシェイプステアリングが純正装着されているプジョー208GTiですが、ひょっとしたら純正よりも大きいんじゃない!?的なサイズです。

右ハンドル車の場合、スペースの関係もあってペダルがかなり左側にオフセットされているプジョー208GTiですが、なんとその狭いスペースにしっかりとフットレストも装着されています。ちなみに純正状態からブレーキペダルがセンターよりもやや左側に装着されていますが、柳澤選手曰く「左足ブレーキを踏むのにはサイコーの場所」と申しておりました。柳澤選手、まだシートに座っただけでこのクルマで一度も走ってはいませんが(汗)



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