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今回発表された内容によれば、WRCマシンのための1600ccターボエンジンの導入は、市販車のエンジンと同調して、導入が2011年に早められる。
また、2010年からイベント主催者は、個々のイベントに独自性を持たせるために、スケジュールの柔軟性が与えられた。これによれば、ラリーのフィニッシュは土曜日、もしくは日曜日に行われなければならないものの、2日間、3日間、4日間のいずれかの日程で行うことができる。また、スペクタクルを増やすためにステージ内、もしくはデイごとのアイテナリーの中で、ターマックとグラベルが混在するミックスサーフェスイベントを実施することができる。
また、S2000マシンのための『WRCカップ』が2010年の間導入されること、チームはヨーロッパ外の少なくともひとつを含む7ラウンドに参加しなければならないことなどが発表されている。
日程面では、2月14日のスウェディッシュに始まり、11月14日のグレートブリテンで終わるスケジュールが発表されている。ラリージャパンは9月12日という日程でWRC復帰を果たした。
2010年WRC世界ラリー選手権カレンダー
| 日程 | イベント名 | 
|---|---|
| 2/14 | スウェーデン | 
| 3/7 | メキシコ | 
| 4/4 | ヨルダン | 
| 4/18 | トルコ | 
| 5/9 | ニュージーランド | 
| 5/30 | ポルトガル | 
| 7/11 | ブルガリア* | 
| 8/1 | フィンランド | 
| 8/22 | ドイツ | 
| 9/12 | 日本 | 
| 10/3 | フランス | 
| 10/24 | スペイン | 
| 11/14 | グレートブリテン | 
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