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WRCジャパン:Mスポーツ・フォードのフルモーとミュンステールは好リザルトを狙う

©M-SPORT

今週開催されるWRC最終戦ラリージャパン(ターマック)に、Mスポーツ・フォードはアドリアン・フルモーとグレゴワール・ミュンステールを、フォード・プーマ・ラリー1ハイブリッドのドライバーとして起用する。今季好調のフルモーと、ジャパンでWRC2部門優勝経験のあるミュンステールは、いずれも好リザルトでシーズンを締めくくる構えだ。

昨年のラリージャパンにはラリー1マシンで参戦しているフルモー。この時は金曜日の1本目にコースアウトという厳しい結果になったが、今季はスウェーデンでWRC初ポディウムを決めた後、さらにトップ3フィニッシュを3回果たすなど安定感を発揮しており、今季最終戦でもポディウムフィニッシュを狙う。
「ジャパンはシーズン最後のラリーだし、いいリザルトを収めてきた素晴らしいシーズンを最高の結果で締めくくりたい」とフルモー。
「ここの道はすごくトリッキーでテクニカル。かなり狭い場所もあるし、一年のこの時期は林道が暗いこともあり得る。ヨーロッパ外のイベントなので事前テストが認められないから、自分がどんな位置につけるのか興味深い。今回も、日本の文化に触れることも楽しみにしている。前回のジャパンでは思うような結果を残せなかったので、今年はこの国の素晴らしい体験とともに上々の内容にしたい」

ミュンステールは過去2年間、WRC2でジャパンに参戦しており、2022年には部門優勝も飾っているほか、昨年もフォード・フィエスタ・ラリー2で部門ベストを6本奪取している。
「ジャパンはすごく好きなイベント。この2年間、ラリー2でとてもコンペティティブな戦いができている。それに、日本で独特の文化を楽しめるのも、本当にうれしい」とミュンステール。
「日本のファンはモータースポーツやラリーを愛する気持ちがすごく深い。もしかしたらヨーロッパ以上かもしれない。だから、雰囲気が最高なんだ。たくさんセレモニーがあるし、特にスタジアムでの表彰式にたくさんのファンが集まってくれるのは、本当にクールだ」

「ステージに関しては、今年は新しいステージもあるからエキサイティングになると思うし、シーズンのなかでもジャパンは天気がいつもチャレンジング。だから、何が起こるか分からないよ!」

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