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ラリプラ恒例「ラリージャパン直前東京観光企画」今年はミケルセン&エリクセンと浅草へ

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WRC最終戦ラリージャパンを翌週に控えた、11月16日土曜日、ラリープラス恒例企画「ワークスドライバー東京観光」第3弾を、ヒョンデ・モータースポーツのアンドレアス・ミケルセン選手と、コ・ドライバーのトルステン・エリクセン選手を迎えて敢行した。

過去2回、ティエリー・ヌービル選手と豊洲&お台場、アドリアン・フルモー選手と原宿&渋谷を巡ってきた、ラリープラスの東京観光企画。今回、ヒョンデからのリクエストは「日本」らしいスポット、ということで、あまりにも王道すぎて、これまで目的地にしてこなかった「浅草」をチョイスした。

浅草は、浅草寺、花やしき遊園地、仲見世商店街、東京スカイツリー……など、コンパクトなエリア内に「これぞ日本」というエッセンスが凝縮されている王道の観光地。“映える”スポット満載のため、外国人はもちろん、日本人にも依然として大人気を誇っている。

心地よい天気となった11月の週末、浅草寺界隈はラッシュ時の山手線かと思うような大混雑。寄せては返す人の波をかき分けながら、雷門の前で定番のショットを撮影しつつ、仲見世商店街で人形焼きをつまみつつ、浅草寺でお参り。翌週に控えるラリージャパンでは「ヒョンデのマニュファクチャラーズ選手権のためにも、タフな戦いになると思う」と、語るミケルセン選手は、周囲の人々をチラ見しつつ、神妙な面持ちでお参りをしていた。

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御神籤を引くと、ふたりとも「吉」。ラリージャパンは、昨年のWRC2で優勝というゲンの良いイベントだけに、この「吉」が微力ながらふたりの背中を押してくれますように……。ちなみに、ヒョンデのSNSを担当するセブ氏が、クルーのふたりを差し置いて「大吉」を引き当て、大喜びしておりました(笑)。

ランチは、浅草寺からもほど近い、名店「天麩羅 秋光 浅草本店」へ。ミケルセン選手はカレー天丼という謎のチョイスをしながらも、美味しそうにペロリ。「日本らしい雰囲気もあって、とても良いレストランだったね。天ぷらも軽く揚げてあって、すごく美味しかった」と、絶賛していた。

ランチ後、ふたりで射的に挑戦。7発を打ったものの、残念ながら商品ゲットはならず。というわけで、家で待つ子どものために、浅草の商店街でお土産を購入したようだ。浅草観光を締めくくるのは、人力車。車夫さんに見守られながらエリクセン選手が人力車を引く場面を撮影しつつ(しっかりと安全確保しております)、その後は仲良く人力車に並んで座り、浅草を1周した。

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最後は、浅草桟橋から東京観光汽船の「道灌」号で、隅田川を通って日の出桟橋へ。これにて、短いながらも濃いめな東京観光は終了。ちなみに、ヒョンデのご一行様、せっかくだから「スカイツリー」に登りたい! ということで、急遽当日券をゲットして、今回の取材後に行ったとか行かなかったとか……(笑)。

「今日は本当に最高の1日だった。いろんなところを見てまわれたし、最後には素敵なボートに乗れたしね。ラリージャパンの前に、リラックスした休日を楽しむことができたよ。今日の一番を選ぶのは難しいけど……、やっぱり人力車に乗って浅草の街を走れたことかな。浅草寺もすごくエキゾチックで、クールだった」と、ミケルセン選手。

来週末に行われるラリージャパンについては、次のように意気込みを語ってくれた。
「ラリージャパンは、ヒョンデとトヨタのマニュファクチャラーズ選手権争いを考えると、本当に重要な一戦になる。僕としては、チームに良い結果を持ち帰らなければならない。昨年はここで素晴らしい結果を残せたし、ラリーはエンジョイできた。でも、コンディションは本当に難しかった。今年の状況はレッキを走ってみてからだけど、いずれにせよ大きな挑戦になるのは間違いない。今回は、昨年よりも開催時期が遅いから、それがどう影響するかだね」

「愛知と岐阜でラリージャパンが開催されるまでは、誰もが世界で一番ツイスティなラリーはツール・ド・コルスだと言っていた。でも、日本の道は、コルシカがスムーズに見えるほど、本当にツイスティで道幅が狭いんだ。しかも、かなり低速だしね。それでも、ドライバーとしてはチャレンジしがいのある一戦だと思う。日本のファンも最高だし、サービスやステージ、そして沿道でみんなに会えるのを楽しみにしているよ」

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