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GRヤリス・ラリー2投入のTGRオーストラリアが国内戦でデビューウイン

©TGR AUSTRALIA

オーストラリアラリー選手権(ARC)は、4月5日〜7日に開催されたラリーオブキャンベラ(グラベル)で2024年シーズンが開幕。トヨタGRヤリス・ラリー2を投入したトヨタ・ガズーレーシング・オーストラリアから参戦した2023年チャンピオンのハリー・ベイツ/コーラル・テイラー組が、新マシンでの実戦デビュー戦を優勝で飾った。またチームメイトでハリーの弟、ルイス・ベイツとアンソニー・マクローリンも、トヨタGRヤリスAP4で2位に入った。

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オーストラリアでは実戦初登場となったGRヤリス・ラリー2でタイトル防衛のシーズンを迎えたハリー・ベイツ。ラリーは、6日の競技が豪雨のためにキャンセルという波乱の幕開けとなった。7日に設定された6SSでは、ハリー・ベイツが2本を終えた時点で30秒以上のリードを築く圧倒的な速さを披露。ハリー・ベイツは最終的に、全SSをベストタイムで並べ、ルイス・ベイツに1分以上の大差をつけて、GRヤリス・ラリー2のデビューウインを達成した。

「コーラルと自分は、最高の形でシーズンを滑り出した。一日を通してペースが安定していたし、最終のパワーステージも含めて好パフォーマンスを披露できたので、満足している」とハリー・ベイツ。
「コンディションはもちろん難しかったが、自分たちの拠点でもあるキャンベラでは何度もウエットで走った経験があるから、それが役立った。自分のGRヤリス・ラリー2は、3台目のシャシーでオーストラリアでの参戦は初めてなので、TGR-WRTが注目してくれていることも知っていたから、本当に満足。新しいラリー2マシンの動きには文句なしにハッピーだし、シーズンを通してこのマシンでの参戦を重ねることが待ち切れない」

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ARCキャンベラ 最終結果
1 H.ベイツ(トヨタGRヤリス・ラリー2) 45:38.1
2 L.ベイツ(トヨタGRヤリスAP4) +1:07.5
3 A.ルロ(ヒョンデi20Nラリー2) +1:26.6
4 E.マグワイア(シュコダ・ファビア) +1:39.7
5 S.ペダー(シュコダ・ファビア) +1:56.7
6 T.クラーク(フォード・フィエスタR5) +2:41.8
7 M.テイラー(スバルWRX STI) +3:27.1
8 P.ルロ(ヒョンデi20Nラリー2) +3:55.4

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