昨年のラリージャパンでマシン全焼のダニ・ソルド「チームのモチベーションは高まっている」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

昨年のラリージャパンでマシン全焼のダニ・ソルド「チームのモチベーションは高まっている」

©Hyundai Motorsport GmbH

今週開幕するWRC最終戦ラリージャパン(ターマック)、ヒョンデのダニ・ソルドは、1月以来のターマック戦という不利な状況にもかかわらず表彰台に上がることは不可能ではないと確信している。

前戦のWRCセントラルヨーロピアンは3台目のヒョンデi20Nラリー1ハイブリッドのドライバーにテーム・スニネンを起用しており、ソルドのWRCターマックラリー参戦は開幕戦モンテカルロ以来。昨年の最終戦となったラリージャパンは、金曜日最初のステージでマシンから出火し全焼という劇的な幕切れとなっていた。

Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

「去年はマシンのトラブルが発生したから、その後も走れていればいいリズムをつかめていたかどうかは分からないが、ポディウム争いをしたいと思っている」とソルド。
「ステージはかなりツイスティでナローだし、林道の時間が長く感じる。コーナーがたくさんあるからペースノートの面では大変だが、いいステージだ。規定でジャパンでテストを行うことができないので、セッティングを見極める機会はシェイクダウンだけになる」

ソルドは、先月のWRCセントラルヨーロピアンでチームメイトのティエリー・ヌービルが優勝を飾ったことが、絶妙のタイミングでチームの後押しになっていることも指摘した。

「チームとしてもティエリー、マルティンのためにもすごくうれしかった。本当に難しいコンディションになったが、見事に対応したんだからね」とソルド。
「またチームが勝つ姿を見るのはうれしかったし、みんなが祝っているのを見るのは喜びを感じるものだ。ラリージャパンや、その先の将来に向けても、モチベーションを一気に高めてくれたよ」
(Graham Lister)



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