WRCイタリア:事前情報 今季前半の締めくくりはサンディなグラベルラリー – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCイタリア:事前情報 今季前半の締めくくりはサンディなグラベルラリー

 

■プレビュー
WRC第6戦ラリーイタリア・サルディニアは、2年連続で西海岸のリゾート地で開催されることになるが、今回はHQが新たにル・カルテに置かれることになった。WRCのイタリア戦は選手権が創立された1973年にはサンレモを拠点としていたが、2004年には地中海のサルディニア島に移動。当時はオルビアが拠点となっていた。

グラベル連戦4戦目のイタリア戦には61台がエントリー。高速だがナローなステージはミスの許される余地が少ない一方で、道は地盤が固くサンディなグラベルが覆うために、どんどんとラフになっていき、リピート走行の際には轍も深くなる。初夏で気温が高くなることも、クルーやマシンにとって厳しい環境だ。

■2015年ルート
開幕を迎えるのは、南部の街・カリアリ。ここではスーパーSSが行われるが、木曜日は2ラップ走行する。金曜日の競技はオリスターノ周辺に新ステージが設定される。それ以外のステージも2011年以来WRCで使用されていない久しぶりの登場だ。土曜日は今季のWRCの中でも最長クラスの一日となり、ステージ走行距離の合計は200kmを超える。SS11/16とSS15は昨年は使用されていないステージだが、それ以外は今イベントではおなじみのステージだ。この日を締めくくるのは、42.22kmのMonte Lerno。ここで度胸が試されるミッキー・ジャンプが登場する。競技最終日は新ステージ・Olmedo Monte Barantaの2回の走行が含まれ、パワーステージはCala Fluminiに指定されている。

■ラリーデータ
開催日:2015年6月11-14日
本拠地:アルグエロ
時差:UTC +2
総走行距離: 1548.65km
総ステージ走行距離:394.63km (SS比率25.4%)
総SS数:23

■開催選手権
WRC
WRC2
WRC3

■主なマシンスペック
・グラベルサスペンション
・2ループ目のステージでは轍が深く掘れるために車高を上げる
・ハード&ソフトコンパウンドのタイヤが準備される

■歴史
・前身であるラリー・オブ・ザ・フラワーの初開催は1928年。サンレモを拠点としたミックス路面のラリーだった。
・WRC戦初開催は、シリーズが創設された1973年。
・1981年には女性として初めて、ミシェル・ムートンがWRC優勝を達成。以降、女性のWRCウィナーは誕生していない。
・2004年から地中海に浮かぶサルディニア島で開催されるようになった。

■見どころ
・Monte Lernoステージの豪快なミッキー・ジャンプ。まさに地面の下に落ちていくような感覚になるため、ドライバーは勇気と強い意思が求められる。

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