ラリプラ208 R2 全日本ラリー参戦車両紹介 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ラリプラ208 R2 全日本ラリー参戦車両紹介



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「YHクスコラリープラス208 R2」は、プジョー・スポールが開発したFIA規定のグループR車両をベースにしたマシンです。主な諸元をご紹介します。

車両スペック

項目 内容
マシン プジョー208 R2(R2規定車両諸元)
全長×全幅 3962mm x 1739mm
ホイールベース 2538mm
トレッド(F/R) 1475mm/1470mm
車両重量 1030kg(FIA規定最低重量)/1190kg(クルー含む)
エンジン EP6C型 直列4気筒DOHC
排気量 1598cc (NA)
内径×行程 77×85.8mm
最高出力 138kW/7800rpm
最大トルク 190Nm/6300rpm
燃料タンク 60L
サスペンション形式(F) マクファーソンストラット式
サスペンション形式(R) トーションビーム式
ダンパー オーリンズ(3WAY調整タイプ)
ブレーキ形式(F) ベンチレーテッド・ディスク/4ポット
アスファルト:310mm×30mm
グラベル:285×26mm
ブレーキ形式(R) ディスク/2ポット
アスファルト&グラベル:290×8mm
ホイールサイズ アスファルト:6.5×16インチ(19/60-16)
グラベル:6×15インチ(16/64-15)
公認ファイナルギヤ比 3タイプ
ギヤボックス 5速シーケンシャルマニュアル
デファレンシャル 機械式LSD
クラッチ 油圧セラメタリックシングル
サイドブレーキ 油圧式
パワーステアリング 油圧式

用語解説

ラリーRR車両とは
ラリーRR車両とは、FIAによりグループR(R1〜R3)として公認された車両で、道路運送車両の保安基準(昭和26年運輸省令第67号)に適合し、本編に従った自動車登録番号標(車両番号標)を有する車両。2015年より新しく追加され、これにより海外で活躍しているFIAグループR車両が国内ラリーで使えることになりました。

グループR2
グループR規定のラリーカーの中で、入門者カテゴリーに位置する規定。WRCではジュニア世界ラリー選手権(JWRC)のワンメイク車両として採用されてきました。専用シャシーやサスペンション、ブレーキなどのほか、油圧式サイドブレーキ、5速シーケンシャルマニュアルミッションなどを備え、本格的なレーシングカーのような造りとなっています。排気量に応じて、1390〜1600ccまでの自然吸気エンジンが「R2B」、排気量927〜1067ccまでの過給機付きエンジンが「R2C」に分類され、最低重量などが異なります。