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ダカール2026 ステージ9&10:2度目のマラソンステージで激しい首位攻防戦。ナッサー・アル‐アティヤが首位を奪還して終盤へ

©Red Bull

ダカールラリーの2026年大会は1月13日〜14日、今大会2度目のマラソンステージがステージ9、ステージ10で行われ、この2日間で激しい首位攻防戦が繰り広げられた。

ワジ・アル・ダワシール〜ビバーク・リフィジュー間の410kmを走行するステージ9では、ポーランドの新鋭、21歳のエリック・ゴチャウ(トヨタ・ハイラックス)がトップタイムをマーク。18歳で初めてダカールに参戦した際には、SSVクラスでいきなりステージウインを4本も奪取するなど鮮烈なデビューを飾り、今回はトップカテゴリーで初めてのトップタイムをたたき出した。

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累積ではナニ・ロマ、カルロス・サインツのフォード・ラプター勢が1‐2に浮上した。それまで首位に立っていたナッサー・アル‐アティヤ(ダチア・サンドライダー)は、サインツに1分10秒差の3番手、ステアリングのトラブルで14分のストップを余儀なくされたヘンク・ラテガン(トヨタDKR GRハイラックス)はさらに5分遅れの4番手で続いた。マティアス・エクストローム(ラプター)は、ナビゲーションで大きなミスがあり、首位から11分遅れにつけた。

ビバーク・リフィジュー〜ビシャ間の421kmを走行するステージ10では、マシュー・セラドーリ(センチュリーCR7)が2020年以来のステージウインを奪取。累積でも自己ベストとなる5番手に浮上した。

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ここではアル‐アティヤがセラドーリに6分遅れの2番手タイムをマークし、首位の座を奪還。セバスチャン・ローブ(サンドライダー)が3番手タイムをマークして、総合4番手に浮上した。ラテガンも6番手タイムをマークして、総合2番手に順位を戻した。

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「この2日間は心身ともにタフだった。自分はそれほど年を取ってはいないが、特に首が堪えた。このトリッキーなステージを大きなトラブルなく走り切れたので、うれしいしラッキーでもあった」とアル‐アティヤ。

一方、サインツとエクストロームのラプター勢はトラブルに見舞われ、この日を終えてエクストロームが6番手、サインツが7番手となった。
「通過ポイントのひとつを見つけることができなかった。アップダウンを繰り返したが、取り戻せなかった。これで15分追加される。何度も浮き沈みが繰り返されており、非常に厳しい状況だ」とサインツは語っている。

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今年のダカールも残すところステージ3本。15日のステージ11は、ビシャ〜アル・ヘナキヤ間の347kmを走行。砂丘での試練の後は、ナビゲーションが試されるコースとなる。

ダカール2026暫定結果(ステージ10終了時点)
1 N.アル‐アティヤ(ダチア・サンドライダー) 41:39:50
2 H.ラテガン(トヨタDKR GRハイラックス) +12:00
3 N.ロマ(フォード・ラプター) +12:50
4 S.ローブ(ダチア・サンドライダー) +23:04
5 M.セラドーリ(センチュリーCR7) +33:42
6 M.エクストローム(フォード・ラプター) +34:19
7 C.サインツ(フォード・ラプター) +39:09
8 L.モラエス(ダチア・サンドライダー) +39:21

2台のトヨタ・ランドクルーザー300G Rスポーツがストッククラスを戦うチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、501号車の三浦昂がデイリタイアを喫した後、503号車のロナルド・バソをサポートしながらの走行を続けており、ステージ8、ステージ9で三浦がクラス3番手、バソが4番手タイムをマーク。累積ではバソが3番手を堅守、三浦も5番手をキープしてマラソンステージのビバークを過ごしている。

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日野600シリーズでプロトタイプトラックのT5クラスに参戦する日野チームスガワラは、ステージ8をクラス10番手、マラソンステージ初日のステージ9は、ダストやナビゲーションの複雑な区間も問題なくクリアしてクラス9番手のタイムでフィニッシュ。累積では、クラス8番手をキープしている。

菅原は「今日は結構ハイスピードの区間が多かった印象です。最後の砂丘には難しいところもありましたが問題なし。車両はノートラブル、ノーパンクでした。明日は砂丘が中心で今大会の山場となりそうです」と語っている。

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