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ERCポーランド:フィエスタ・ラリー3 Evoのアームストロングが今季3連勝、クリオ・ラリー3のソリアは善戦もリタイア

©@World / Red Bull Content Pool

5月19〜21日に開催されたERC第3戦ラリーポーランド(グラベル)、初めて異なるマニュファクチャラーのラリー3マシン対決が実現したERC3は、フォード・フィエスタ・ラリー3 Evoのジョン・アームストロングが3連勝を飾った。Mスポーツ・ポーランドが製作するフィエスタ・ラリー3 Evoにとっては、母国ラリーでの勝利となった。

開幕戦ファフェ、第2戦カナリアスで連勝を飾っていたアームストロングは、金曜日にミコワイキ・アリーナで行われたスーパーSSでピオトル・パリーズ(フィエスタ・ラリー3)を下して部門首位に立つ。すでに2分30秒のリードを築いていた土曜日のSS7では、左リヤタイヤを交換しなくてはならない場面にも見舞われたが、迅速な作業で対応。31秒1のリードを残して最終日を迎えた。

しかし、2番手で負っていたヤクブ・マツルカ(フィエスタ・ラリー3)が最終日2本目で転倒を喫すると、アームストロングは悠々と開幕から3連勝を決めた。

「本当にいいリザルトだし、Mスポーツ・ポーランドの母国ラリーで部門勝利を決めることができて良かった」と語るアームストロングのコ・ドライバーを務めるのは、スコットランド王者のキャメロン・フェア。
「全体として本当にハッピー。マシンにも満足だし、ペースノートも、キャメロンもいい仕事をしてくれた。すごくペースが速かったので、必死にプッシュしている感じだったので、いい週末になった」

「サービス後の最初のステージでは少し慎重になったが、セッティングを変更した後は轍でもうまく走れたので、今後に向けてこのマシンの方向性がよくなっていることが分かった」

@World / Red Bull Content Pool

一方、このERCポーランドで国際格式戦デビューを飾ったルノー・クリオ・ラリー3のドライバーを務めたパウロ・ソリアは、SS2を終えた時点でアームストロングに15秒差の2番手につけていたが、タイヤ交換を強いられて優勝争いから脱落。その後、SS7で転倒を喫しリタイアとなった。

ERCポーランド ERC3部門最終結果
1 J.アームストロング(フォード・フィエスタ・ラリー3) 1:43:02.3
2 J.マツルカ(フォード・フィエスタ・ラリー3) +16:44.8
3 P.パリーズ(フォード・フィエスタ・ラリー3) +43:00.9



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