![](https://www.rallyplus.net/wp-content/uploads/2023/05/s-2400x1800_v-frms_webp_0e202099-7a75-4e1a-9f6c-329afc8aab86_small.jpg)
©Tajima Motor Corporation
タジマ・モーター・コーポレーションは、公式サイトで公開している「ZC33Sスーパースイフト企画」の進捗を綴るブログの中で、企画の発案者である同社の創設者、田嶋伸博が、エンジン完成の連絡を受けて静岡県磐田の竜洋ファクトリーを視察したことを伝えた。この中で、この新しいエンジンを積んだスズキ・スイフトスポーツ(ZC33S)ベースのマシン、ZC33スーパースイフト・BEVツインモーターで、今季の途中から全日本ダートトライアル選手権に出場する予定であることを明かした。
搭載するエンジンは、過去のパイクスピークヒルクライムスペシャルで培ってきた電動化技術を活用し、前後にそれぞれ150kWのモーターを配置。全日本選手権レベルの競技車両に求められる駆動力と安定性・コントロール性を確保するとしている。
この視察では、製作中のフルカーボンカウルの仕上がり具合も確認。全日本参戦に向けて、エンジニアと日程調整などを行ったとも伝えている。