カッレ・ロバンペラとヨンネ・ハルットゥネンがそれぞれドライバーとしてラリーに参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

カッレ・ロバンペラとヨンネ・ハルットゥネンがそれぞれドライバーとしてラリーに参戦

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2022年WRCチャンピオンクルーのカッレ・ロバンペラとヨンネ・ハルットゥネンが、3月3〜4日にフィンランドのユバスキラで開催された国内ラリー選手権第3戦タルビラリラリーに、それぞれドライバーとして参戦した。

ロバンペラは自身が8歳の時からドライビングの練習に使っていたトヨタ・スターレットで、ハルットゥネンは最近手に入れたというトヨタ・カローラGTで参戦した。ふたりが参戦したことで、今回のフィンランド選手権のユバスキララウンドは、近年でも最も待ち焦がれたイベントとなった。

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金曜日の夜にキレリのトロット競馬場で行われたスーパーSSには何千人ものファンが詰めかけたが、メインの競技は土曜日に有名な林道で行われた。しかし、ロバンペラは残念ながら、SS2でテクニカルトラブルによりリタイアとなってしまった。一方、ハルットゥネンはこの日を走り切り、通常とは反対側のシートに座ったことで貴重な教訓を得たようだ。

Taneli Niinimaki / AKK

「すごく楽しかったよ」とハルットゥネン。
「確かに、ドライビングするのはすごくクールだ。同時に、自分にとって非常に有意義な経験にもなった。予想していなかったことだが、ドライビングをしてみることで、カッレが何を必要としているのかをコ・ドライバーとしてより理解することに役立った。以前はただ彼の隣に座ってペースノートを読んでいたが、違う方法で読んだ方がいいかもしれないというタイミングが分かるようになった。だからもっとドライビングをしてみたいと思うし、自分の仕事をよりうまくやれるようになることにもつながると思う」

「カッレがトラブルに見舞われたのは残念だった。たくさんの人が楽しみにしていたからね。今回のラリーでは、ステージでたくさん応援してくれたり、リエゾンで拍手をしてくれたり、ファンのみなさんが素晴らしい雰囲気を作り上げてくれた」

「次にドライブするのはいつかって? どうだろうね。まだカレンダーを見ていないから。今は、本業とメキシコに専念しないとね」

WRCでもトヨタから参戦し、現在ドライバーズ、コ・ドライバーズ選手権で2番手に立っているロバンペラとハルットゥネンは、3月16〜19日、WRC第3戦ラリーメキシコ(グラベル)の参戦を控えている。



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