オリビエ・ケネルがダニ・ソルドを擁護 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

オリビエ・ケネルがダニ・ソルドを擁護

 

 ダニ・ソルドはラリートルコのデイ3でクラッシュによりリタイアとなってしまったが、オリビエ・ケネルは彼のミスではないと擁護している。

 ソルドは3位をキープしていたものの、SS21の路面がマディになっていたセクションではまってしまった。これにより、チームメイトのセバスチャン・オジエやブルク・セチンカヤを含む10名ほどに追い抜かれて、最終的にリタイアとなった。

 シトロエンレーシングチームのボス、ケネルは次のように話す。
「ローブからソルドのアクシデントがどのようなものだったのか聞いたよ。下り坂のコーナーで、路面は氷上のように滑りやすかったそうだ。どのドライバーもコースオフしたものの、コースへ復帰できていた。ダニを除いてはね。他のクルマがやってきてはダニのC4にぶつかっていったそうだ。10台ものクルマにぶつけられるかたちになったため、ダニのC4のダメージは深刻なものになってしまったというわけだ。ひどい話さ」

 ミッコ・ヒルボネンは最終日のSS20で、岩にぶつかり左タイヤをパンクさせたことによりタイムロスしたものの、ソルドのリタイヤにより3位に返り咲いた。そしてソルドと同じ場所でコースオフしているものの、なんとか復帰を果たしている。

「普通に走っていたらポイント獲得のチャンスはなかったと思う。けれどもソルドのミスが僕たちに表彰台をもたらしてくれたよ。ラッキーだったね。僕もソルドと同じ所でコースオフしたし、ペターもだ。ところどころドライだけれど、ぬかるんでいる場所や泥道もあるという状況下で、次にどんな路面がくるかまったく分からなかったよ。本当に難しいステージだった」とヒルボネンは振り返る。

 ソルドが完走できなかったのは、このトルコが2回目。いまだ表彰台獲得はないものの、4戦を終えてドライバーズランキング6位につけている。



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