RALLY CARS vol.32 MG METRO 6R4 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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RALLY CARS vol.32 MG METRO 6R4

新たなる時代のMINIを目指して

1984年にその姿を公衆の面前に現したMGメトロ6R4はミッドシップ+4WDという、グループBの不文律に則ったクルマだった。それがV型6気筒自然吸気のエンジンであることを除いては──。
WRCのデビュー戦となったのは、85年英国RACラリー、モンスターマシンの代名詞でもあるランチア・デルタS4と轡を並べた。6R4はそのラリーで、2台のデルタS4に次ぐ3位表彰台を獲得。これが、結果的にWRCに刻んだ最上位リザルトとなる。前後に大型のウイングを装着し、お世辞にも美しいとは言えないマシンだが、英国のラリー界に残した功績は少なくない。関係者の証言を元に、『醜いアヒルの子』の実像に迫る

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プロジェクトのスタートからデビューまで、約5年。時代の流れは設計者の狙いを彼方に押し流すほどに早く、ようやくフィールドに登場したメトロ6R4は四苦八苦しながら世界の道を駆け抜けた

[PLAYBACK the Rally Scene 1983-1986] 異端児の孤独

かつての栄光を取り戻すべくスタートしたMGメトロ6R4のプロジェクトは、準備に十分な時間をかけすぎたことや、グループBの終焉が重なってしまったことでWRC活動期間はわずか1年ほどにとどまった。奇抜なデザイン、類を見ない自然吸気エンジン。タイミングをも含め、多くのトピックが噛み合っていたのなら、と思わずにはいられない

RALLY CARS GALLERY 小兵なれど
紆余と曲折を経てたどりついた答え

グループBマシンのなかでも群を抜いて小柄なボディに、3リッターの大排気量V6エンジンを押し込んで、メトロ6R4は英国ラリー界の誇りを取り戻そうとした

[Interview with Key Person] ジョン・ダベンポート

多くのワークスチームを渡り歩いたトップクラスのコ・ドライバーとして、あるいはその専門的な知識を活かしたモータージャーナリストとして──様々な顔を持つジョン・ダベンポートは、メトロ6R4の時代にオースティン・ローバーの競技部門トップとしてプロジェクトを統括していた

インタビュー:マルコム・ウィルソン マルコムの選択


1985年のシーズン半ば、その移籍劇に誰もが驚いた。英国ラリー界期待の新鋭、マルコム・ウィルソンが待望のニューマシン投入間近のフォードから
オースチン・ローバーへと移籍を決めたのだ。なぜ当時、RS200でなく6R4を選んだのか。今や自身のチームを率いる智将に、当時の話を聞いた

MG Metro 6R4
Results Encyclopedia 1985-1986
イラストで見る、MGメトロ6R4全記録。

小さなボディに大排気量自然吸気エンジンを搭載したMGメトロ6R4。1985年最終戦RACラリーでデビューし、フルシーズンを戦ったのは86年のみ。最上位は初戦のRACでトニー・ポンドが記録した3位表彰台と、大きな成果を残すことなく、カテゴリー自体が消滅してしまった。

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